今回は青森県の八戸三中の特集です。八戸三中は中学ロボコンでは全国のトップを行く学校です。
指導に当たっているのは、下山大(ゆたか)先生です。
98’ロボコンZ ”ビンゴ・シューター” 97’ロボコンY ”ブリック・スルー”
96’ロボコンX ”スクランブル・エッグ” 95’ロボコンW ”ペットボトル・シュート”等

八戸第三中学校では、1991年から技術・家庭科における卒業製作の実践発表として、 グループ対抗のロボットコンテストを実施しています。八戸三中のロボットコンテスト の特徴としては、@技術・家庭科の正規の授業内で製作に取り組む、全員参加型で 共通材料と製作環境を与える米MIT方式」を基本とする、A抽選で4人1組の グループ対抗形式、「監督」「マシンデザイナー」「マネージャ」「メカニック」と 個々の役割分担・責任が明確である、B基本構想は指導者が提示するが、具体的な競 技内容は生徒から公募、C毎年異なる競技内容と工夫されたルールのもとで、競技者 も観戦者も楽しめる内容である、D勝ち負けによる優劣よりも創造性や独創性に主眼 を置き、「ロボットの個性を重視」した取り組みを行っている等が挙げられます。

ロボコンZ(ビンゴシューター) 見たいところをクリックしてください

1.H9八戸三中ロボコンZ「オリエンテーション導入授業」
2.チーム抽選(くじ引きによるチーム分け)
3.各チームの整理箱・・・・「トランスポーター」と呼ぶ
4.ロボコンZ(ビンゴシューター)のルール (下の図参照)
5.アイディアスケッチ
6.優勝候補として、妥当目標にされた特別参加「ゴルゴ山田」教員チーム
7.リング
8.製作風景
9.本番の様子
10.決勝戦の様子
 競技内容は、8畳のリングの中央部に、縦横50cm間隔で、4×4=16本の4種類の高さの円すい型コーンを順に並べ、赤・青チームの各30本の発泡スチロールのドーナツ状の輪を多く入れた法が勝ちです。1本につき1点加算されます。輪が4本一直線に並ぶと「ビンゴ」となり得点は2倍になります。ビンゴが2列で得点を3倍、3列だと4倍にはね上がる得点つきです。
 
 
 
優勝:GOZAえもん(2年選択) ユーモア賞:FULL SPEED(2年選択)
準優勝:ロボレオン(3年3組) アイディア倒れ賞:AMERICANシンペー(3年3組)
敢闘賞:ゆずるっぺ(3年2組) 審査員特別賞:RING PARK(3年4組)
アイディア賞:ULTRA GIRLS 4  
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1.ロボコンT「ピンポン玉集め」
2.ロボコンU「ピンポン玉すくい」
・開脚型マシーン(46個の得点)
3.ロボコンW「ペットボトルシュート」
4.ロボコンX「スクランブルエッグ」
・リング
・チームポスター
・手作りのリモコン
・ビジュアルタイマービデオ
5.ロボコンY「ブリックスルー」
・リンク機構、ベルト車を応用した精巧なマシン
・断熱材を利用したマシン
・平行リンクを利用した開脚マシン
付録
1.下山先生の愛車  

編集:熊本市立白川中学校  本田裕紀