技術のわくわく探検記・産業技術遺産探訪 2005.10.15./2005.10.16.

信越本線 高崎〜横川 120周年
1885.10.15.−2005.10.15

1885(明治18)年10月15日、「官設鉄道中山道東部幹線」高崎駅〜横川駅間が開業しました。
1895(明治28)年2月23日に「信越本線」へ改称

信越本線(高崎〜横川間)120周年記念入場券

120周年を記念して、かつての信越線・北陸線 特急「白山」が8年ぶりに運転されました。


1885(明治18)年10月15日、「官設鉄道中山道東部幹線」高崎駅〜横川駅間が開業した当時の
煉瓦造橋台が現存する「上碓氷川橋梁」(群馬県内の鉄道橋で最も古い鉄橋)を渡る「120周年記念列車」

信越線 松井田駅 付近 信越線 横川駅

 1972(昭和47)年3月15日 特急「白山」(上野〜金沢)が交直流両用特急型電車489系で運転開始されました。1997(平成9)年10月1日 長野新幹線開業と信越本線・横川駅〜軽井沢駅間廃止に伴い、特急「白山」が廃止されました。信越本線(高崎〜横川)120周年を記念して、かつての信越線・北陸線 特急「白山」が8年ぶりに運転されました。(運転区間は上野〜横川)              



信越本線・横川駅

 上野〜直江津間は直流1500Vですが、北陸本線は交流
20000V(60Hz)であるため、489系には、このような高圧
の配線と大きな碍子を屋根上に見ることができます。
※交直流のジャンクションは北陸本線・梶屋敷〜糸魚川間に
設置されています。
 碓氷峠専用補助機関車EF63が連結されていた横川側の
先頭車両には連結器とならんで協調運転用(EF63機関車
が総括制御)のジャンパ栓(写真右下)があります。
ボンネット形の交直流両用特急型電車489系
この他に貫通形・非貫通型の先頭車両(非ボンネット)も運用されていました。
横川(上野方面)側先頭車両 軽井沢(長野方面)側先頭車両
 「クハ489」の先頭に表示してある「●」印は、信越本線の横川〜軽井沢(碓氷峠)間を通過できる
車両であることを示しています。


信越本線 横川駅 峠の釜めし
「おぎのや」も創業120周年
駅弁の立ち売りや、創業当時の「おむすび」駅弁も復刻販売されました。

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