原中学校訪問(1998/11/22)
長野県諏訪郡原村立原中学校は、八ヶ岳のすそ野にひろがる高原にあります。オートマ君から数々の電気教材まで、あっと驚く教材を次々に開発されている村松浩幸先生の秘密を探るべく、訪問させていただきました。
編集: 川俣 純
コンピュータ関係
噂には聞いていましたが、原中学校には、本当にコンピュータがゴロゴロしています。コンピュータ室はもちろん特別教室や普通教室そして職員室までLANがはられ、学校全体がイントラネットで結ばれています。
職員室にはLANケーブル 全職員がハブに接続

これは便利!回した時しかインターネットに接続出来ない。キッチンタイマー&ルータ

図書館のコンピュータからは図書検索だけでなく、生徒達の作ったページも見られます。

各教室のコンピュータは旧型、でも校内掲示板やサーバーのDOSソフトが多数使えます。



コンピュータ室は、生徒用の机がみんな後ろ向き! パソコン40台でもこれなら生徒把握もばっちり!
データは全て、サーバーの生徒個人個人の領域に保存、情報モラルも養われます。

コンピュータ室の隅で目立たないけど、これがサーバー、
4Gの生徒データと1Gの職員のデータを管理しているそうです。
WindowsNTなのでセキュリティーもばっちり、
職員のデータはミラーリンクで常に職員室のW98マシンにバックアップ!
技術室
原中学校の技術室は、金工室、木工室、電気室に、準備室、それに開発室とも呼べるような部屋までありました。うーんうらやましい。もちろんLANもきているので、校内イントラネットにも接続可能!
過去の作品はホームページ化して金工室のパソコンから
イントラネットでいつでも見ることができます。
授業の様子はデジカメで撮影して、すぐに教室掲示!
生徒達の生き生きした様子が伝わってきます。
これはすごい、金工室には、フライス盤まであります。
これは熱処理のための簡易炉、これすぐに使えていいですね。

これが噂にきいた道具箱! 一箱に道具が収まるので管理が簡単。
サンドペーパーは使わず、マジックで交換できるものを使用、この方が省エネ。
木工用ボンドの詰め替え用ってあったんですね。私(川俣純)初めて知りました。
一般的な集塵機の他に、小型の集塵機を用意、これで最後の掃除の効率がUP!
100円ショップで買ってきたちりとり! 深くて便利、木工室の清掃に大活躍



教材を開発するための開発室?! いろんな教材と、教材のための材料が並んでいます。


開発室には、技術科の先生は1人しかいないのに、2つも机がありました。
やっぱりこういう環境は必要です。とってもうらやましい!
机の上には開発中の教材が、パソコンは秋葉原で6000円で購入したとのこと。


村松さんと、数々の教材が生み出された机!
引き出しをあけると電子部品がいっぱいで、びっくり!
訪問を終えて
技術室紹介の企画をやろうといったのは私(川俣純)なのですけど、原中のすごさに圧倒されてしまいました。でも、自分でもできそうなアイデアもたくさん見つけることができましたよ。デジカメで授業の風景を掲示にしてしまうというのはいいですね。授業の様子を互いに共有することができます。「こんどは、こんな実験をやるらしいよ」「早く2年になってこれやりたいな・・・・」なんて声が聞こえてきそうです。
金工室、木工室、電気室というのも、すごくいいな。技術室が一つしかないという中学校はたくさんあると思いますけど、3つある学校はそうないのではないでしょうか。私の学校は2つですけど、教材を開発するスペースは全くありません。持ち帰って家でやっている状況です。これがあるなしで、授業の豊かさがだいぶ違ってくるように思えました。なんとか開発スペースを確保したいですね。
訪問者 川俣 純