産業技術遺産探訪 2010.7.10.

交流電化発祥地

JR仙山線 作並駅
宮城県仙台市青葉区作並相ノ沢

「交流電化發祥地」碑
交流電化發祥地
昭和三十年八月十日

1955
16KM
      交流電化の由来

昭和28年8月 交流電化調査委員会発足
昭和29年9月 仙山線北仙台〜作並間の50Hz・20KVの交流設備の工事が完了
昭和30年8月 国産交流機関車ED44-1による試験運転を開始
昭和31年3月 地上設備と機関車の実地試験完了

わが国の交流は、仙山線におけるデータを基礎として北陸本線、東北本線の電化へ、
さらには新幹線へと世界に誇る鉄道として飛躍的に発展した。
作並は、記念すべき交流電化発祥の地であります。

 1954(昭和29)年9月、商用電源周波数(交流 50Hz)での交流電化試験のために、国鉄 仙山線 陸前落合駅〜熊ヶ根駅 間に日本で最初の交流電化工事が行われました。1955(昭和30)年8月10日、この区間で、交流用車両として試作された、交流用電気機関車(ED44形、ED45形)、交流用電車(クモヤ790形)を使った試験が実施されました。
 1957(昭和32)年9月5日、仙山線の交流電化区間を、仙台駅〜作並駅 間に延長して交流用車両による営業運転が始まりました。

 仙山線 作並駅〜山寺駅 間は直流電化区間であったため、作並駅構内で交流・直流の地上切換を行うための設備が設置されました。直流電化区間と交流電化区間を直通で運転できる日本初の交流直流両用の電車(クモヤ491形)が試作されて試験が行われました。

 奥羽本線の交流電化に伴い、1968(昭和43)年9月8日、仙山線 作並駅〜山形駅 間が直流から交流電化に変更され、仙山線は全線にわたって交流電化区間となりました。

   作並駅の駅名由来

・・・・・なお、当駅下り線ホームに「交流電化発祥地」の碑があります。
昭和29年(1954)から32年にかけて、仙台〜作並間では日本初の交流電化試験が
行われました。のちの新幹線の足がかりを築いた地となっています。・・・・・

JR仙山線 作並駅


・交流用電気機関車 ED44 ・ ED45ED91 日本で最初の交流用電気機関車
現存するED91 21ED45 21ED91 11ED45 11


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