図書室    技術科@スクール


技術や教育に関する
本の紹介

技術史に関する本は「図書室」もご覧下さい。


2007.7.31.

丸川知雄「現代中国の産業 勃興する中国企業の強さと脆さ」(中公新書1897)中央公論新社 2007年 780円 ISBN978-4-12-101897-7
※中国の企業の特徴を、テレビ、エアコン、VTR、ビデオCD、PHS、携帯電話、パーソナルコンピュータ、自動車産業について分析

小関智弘「町工場 世界を超える技術報告」(小学館文庫476)小学館 1999年 ISBN4-09-403421-8

畑村洋太郎「組織を強くする 技術の伝え方」(講談社現代新書1870) 講談社 2006年 700円 ISBN4-06-149870-3
※まず実物を自由に触らせる体験学習が重要な役割も持つ・・・機械に触ったり現場に出たりする経験がなかったら、本当にちゃんとした機械を設計することはできなかった・・・


2006.8.20.

影山 夙・編集「日本初のスクーター ラビットの技術史 戦後の街を駆け抜けた小さな先駆者の足跡」山海堂 2005年 2800円 ISBN4-381-07780-6

「歴史をつくった先人たち 日本の100人 No.030 平賀源内」デアゴスティーニ・ジャパン 2006年 533円


2006.8.9.

村上陽一郎「工学の歴史と技術の論理」岩波書店 2006年6月15日 2800円 ISBN4-00-006310-3
※序章 技術、工学、科学  1 技術の特殊な形態  2 工学教育と工学者の制度  3 日本の工学の歴史  4 初期工学者の系譜  5 技術、社会、倫理  終章 結語 

荒俣宏・監修 ガイアプレス・プロジェクト・文 永友哲彰・原案 川村易・絵「電球1個のエコロジー 環境単位=2000kcalで何でも測ってみよう」中央法規 2006年7月25日 1200円 ISBN4-8058-4675-5
※1人1日に必要な食品エネルギー2000kcalは100ワットの電球とほぼ同じ。これを単位に、衣食住からスペースシャトルまで、何でも測ってみると・・・

立松和平「日本の歴史を作った森」(ちくまプリマー新書041)筑摩書房 700円 ISBN4-480-68742-4
※日本の木造文化は豊かな森に支えられてきた・・・


2006.7.30.

畑村洋太郎「だから失敗は起こる」(NHK知るを楽しむ この人この世界)日本放送出版協会 2006年 650円 ISBN4-14-189151-7
※NHK教育テレビ「知るを楽しむ この人この世界」で2006年8月〜9月放送番組のテキスト
畑村洋太郎・工学院大学教授(ナノ・マイクロ加工学、生産加工学、創造的設計論、失敗学)

新日本製鐵株式会社「カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本」日本実業出版社 2004年 1800円 ISBN4-534-03835-6
新日本製鐵(株)のWebサイトには「モノづくりの原点」「新・モノ語り」「アルキメテツのモノづくり図書館」など鉄と鉄鋼に関するページがあります。


2005.9.18.

岩手日報社出版部編集「いわて未来への遺産 近代化遺産を歩く 明治〜昭和初期」岩手日報社
2003年9月30日 3800円税別 ISBN4-87201-326-3

※岩手日報夕刊2002年1月4日〜12月27日まで193回にわたった連載を単行本として出版したもの。 

童門冬二「小説 田中久重 明治維新を動かした天才技術者」集英社インターナショナル
2005年6月30日 1700円税別 ISBN4-7976-7136-X

※「技術大国ニッポン」の基礎を作った田中久重(現在の東芝の創業者)の生涯を描く・・・

ロバート・フォーチュン(三宅馨・訳)「幕末日本探訪記 江戸と北京」(講談社学術文庫1308)
1997年12月10日 1050円税別 ISBN4-06-159308-0

※英国人の世界的なプラントハンター、ロバート・フォーチュンは1860年と1861年に日本を訪問、日本の文化や社会を暖かな目で観察、幕末日本の産業技術や農業についての見聞も記述している。

種田明「近代技術と社会」(世界史リブレット81)山川出版社
2003年8月25日 729円税別 ISBN4-634-34810-1

※技術を文化としてとらえ、近代社会の中で技術がたどってきた道筋を検証し、技術文明にもとづく市民社会を考察する。

眞下五一「琵琶湖疎水物語」スメル書房
1943(昭和18)年12月30日 1円20銭(出版当時)

※古書店で偶然見つけて購入したもの。1942(昭和17)年、当時82歳の田邊朔朗に、眞下五一が面談し、琵琶湖疎水竣工当時の説明を聞きまとめたもの。

「NHK知るを楽しむ 何でも好奇心 2005年8・9月
 接収された建物とお屋敷の物語 TOKYO1945
 ワイナリーへいらっしゃい 探訪・日本人のためのワイン」日本放送出版協会
2005年4月1日 735円税込 ISBN4-14-189121-5

※NHK教育テレビで2005年8〜9月の放送番組のテキスト
工藤美代子(作家)「接収された建物とお屋敷の物語 TOKYO1945」・・・GHQに接収された東京の名建築を紹介
森田美由紀(NHKアナウンサー)「ワイナリーへいらっしゃい 探訪・日本人のためのワイン」・・・甲州ワインの歴史と現在・未来

「週刊 司馬遼太郎 街道をゆく No.35(2005年9月25日号 中国・蜀と雲南のみち」(朝日ビジュアルシリーズ Vol.5)朝日新聞社
2005年9月25日 560円税込
※「・・・稲の起源地は長江の上流にあたる雲南省ではなく、むしろ中流から下流にかけての地域にあることが明らかになってきた・・・」(20-21p)・・・「稲はどこで生まれたのか」佐藤洋一郎(総合地球環境学研究所教授)


2005.7.29.

池内了「娘と話す 科学ってなに?」現代企画室
2005年4月10日 1200円税別 ISBN4-7738-0500-5

※子どもと話すシリーズ・・・「科学と技術って、どう違うの?」「良い技術って何?」「社会に必要とされている技術って?」「・・・科学・技術が経済の論理に呑み込まれようとしている・・・創作者や発明者の権利を守るという意味では知的財産権を保護するのは大事なことだけれど、それでは貧富の差がますますついてしまうという矛盾がある。富める者はどんどん発明して特許料で稼ぎ、貧しい者はいつも使わせてもらって特許料を支払わねばならない・・・」

雑誌「散歩の達人〜大人のための首都圏散策マガジン」2005年8月号(No.113)交通新聞社
2005年8月1日 580円税込

特集「ミュージアム粋人になる!厳選の面白空間81館!」・・・
かちどき 橋の資料館」の「橋脚内見学ツアー」には是非行ってみたい(^^)

武田徹「ニッポンの素(もと) ルポ「今」を支える素材産業」新宿書房
2005年2月28日 3800円(税別) ISBN4-88008-329-1

※鉄、塩、ガラス、水、アルミ、チタン、絹、紙、化学繊維、プラスチック・・・素材産業の歴史、製造現場、製法の変化、未来への可能性を詳細にルポ・・・「素材は単に商品の原料となるだけでなく、文明や社会の在り方を根底から支えているものだということが改めて分かってくる。」

「週刊 司馬遼太郎 街道をゆく No.27(2005年7月31日号 種子島みち〜鉄と鉄砲の島へ」(朝日ビジュアルシリーズ Vol.5)朝日新聞社
2005年7月31日 560円(税込)

※「・・・鉄砲は未開の孤島にやってきたのではなく、鉄についての産業が当時の日本なりに高水準に達していた島にやってきたということが、歴史のおもしろさであるかと思える・・・」
種子島の砂鉄は「国友鉄砲の里資料館」(滋賀県長浜市国友町)のミュージアムショップでも購入できます(^^)

雑誌「エプタ」(Vol.21)エプタ編集室
2005年4月1日 700円税込

特集「豆の秘密」では、小さな豆の大きな世界が紹介されています。人と豆の長いかかわりと歴史、世界各地のさまざまな豆食文化・・・
京都・清水寺に続く二寧坂にある「総本家ゆどうふ 奥丹・清水店」の「豆資料館」では4500種(豆は世界に2万種以上あるそうです!)が保存・展示されています。ここにも是非行ってみたい・・・
この特集のためにエプタ編集室から取材を受け、この雑誌を送って頂きました。ありがとうございます。

雑誌「エプタ」(Vol.22)エプタ編集室
2005年7月1日 700円税込

特集「風ってなに?」では、人と風のさまざまなかかわりを通して、風の種類、風の力、風が果たす働きや役割などを解き明かします。全国有数の局地風が吹く富山県・砺波平野の風と人々とのかかわり、エネルギーとしての風(風力発電)では風力原動機の比較が解説されています。凧(凧の博物館)、グライダー(グライダーパイロット)、ヨット(海洋冒険家)への取材もおもしろい。

国土政策機構編「国土を創った土木技術者たち」鹿島出版会
2000年2月10日 2400円税別 ISBN4-306-02337-0

※明治時代から第二次大戦直後までの土木技術者を詳細に解説。治水(デ・レーケ、エッシャー、沖野忠雄ほか)、築港(ドールン、パーマー、廣井勇ほか)、鉄道(エドモンド・モレル、井上勝ほか)、上下水道(バルトンほか)、橋梁、道路、都市づくり、エネルギー開発(田邊朔郎)・・・

大熊孝「技術にも自治がある 治水技術の伝統と近代」(人間選書253)農山漁村文化協会
2004年2月28日 2300円税込 ISBN4-540-03107-4

※大熊孝・新潟大学工学部教授(河川工学、土木史、NPO法人「新潟水辺の会」代表
「・・・可動堰に改築することに何の疑いももたず・・・しかし、川の生態系や景観、文化を考えたとき、はたしてこれでよかったのか・・・川の機能を治水と利水にだけ限定してしまい、人々がそこで遊ぶというような川のもつ他の機能をなくしてしまう・・・」
地域の実情に応じた技術の展開を「技術の自治」と表現し、川と人との関係を中心に「技術の自治」とは何かを考える。

加藤康子「産業遺産 「地域と市民の歴史」への旅」日本経済新聞社
1999年1月7日 3200円税別 ISBN4-532-14676-3

※「歴史をつくってきた産業文明の仕事、それにかかわる人々の全人生」である産業遺産、歴史の教科書には登場してこない人々の存在、働く人、産業を興す人、いろいろな側面から産業を支える人々・・・彼らの汗で築かれた生活文化や知恵こそが産業遺産なのである・・・
イギリス、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、北欧、日本・・・世界各地の産業遺産と、「地域の資源」としての役割や保存・活用のありかたを探る。

阿曽村孝雄「日本全国 近代歴史遺産を歩く」(講談社+α新書 255-1D Y838)講談社
2005年6月20日 838円(税別) ISBN4-06-272319-0

※筆者が巡った明治・大正・昭和初期までの産業遺産125ヶ所を紹介

「NHK知るを楽しむ 何でも好奇心 2005年4・5月
 横浜中華街〜人・街・食の歴史物語
 京都モダン〜建築で訪ねる古都の近代」日本放送出版協会
2005年4月1日 735円税込 ISBN4-14-189121-5

※NHK教育テレビで2005年4〜5月に放送された番組のテキスト
山崎洋子(作家)「横浜中華街〜人・街・食の歴史物語」
中川理(京都工芸繊維大学教授・日本近代都市史・建築史)「京都モダン〜建築で訪ねる古都の近代」

客船とみなと遺産の会編「横浜大桟橋物語」(JTBキャンブックス)JTBパブリッシング
2004年 1800円税別 ISBN4-533-05623-7

※横浜港湾の歴史・遺構・建築物・・・

「別冊・太陽 開国150年 明治かがやく 近代化を達成した独立自尊の気概に学ぶ」(開村40周年 博物館明治村 記念号)平凡社
2005年3月21日 2400円税別 ISBN4-582-94485-X

岩波書店編集部編「いま、この研究がおもしろい」(岩波ジュニア新書509)岩波書店
2005年6月21日 780円税別 ISBN4-00-500509-8

「昔の環境を科学する 植物遺伝学」佐藤洋一郎・総合地球環境学研究所教授をはじめさまざまな分野で活躍中の研究者14人の研究を紹介しています。

西村江美子「米をつくる 米でつくる」(岩波ジュニア新書496)岩波書店
2005年3月4日 780円税別 ISBN4-00-500496-2

※日本人がもっとも発達させた食料「米」、イネの起源、栽培、ご飯、発酵食品、イネの文化・・・

原田信男「歴史の中の米と肉」(平凡社ライブラリー は-24-1)平凡社
2005年6月8日 1500円税別 ISBN4-582-76541-6

※「日本人の米に対する強い志向と、肉食を禁忌する意識はどのように形成されてきたのか。天皇、差別、農耕と狩猟・・・食文化の歴史

松本英雄「通のツール箱 ”ノーガキ”で極める工具道」二玄社
2005年6月25日 950円税別 ISBN4-544-04345-X

※自動車評論家の筆者は、1992〜1997年に「チームいすゞ(いすゞ自動車のワークス・ラリーチーム)のテクニカル部門アドバイザーとして、パリ=ダ・カール ラリー参加用車両の開発・製作にたずさわり、現在は工業高校自動車科で構造・整備などの実習も教えています。
さまざまな工具に関する基本的な知識とノウハウを楽しく解説しています。

清水和夫・柴田充「スバルを支える職人たち」小学館
2005年6月20日 1500円税別 ISBN4-09-341121-2

※「日本の自動車技術の原点は、スバル(富士重工)の歴史を見ると理解できる。戦後、航空機から自動車への転換が、日本の自動車産業へ大きな影響を与えた・・・そして当時のエンジニアは技術の独自性を重んじていたという事実・・・」日本のモノづくりの軌跡をたどり、モノづくりの理想と情熱を考える・・・

市川伸一「学ぶ意欲の心理学」(PHP新書171)PHP研究所
2001年9月28日 720円税別 ISBN4-569-61835-9

白鳥和也「スローサイクリング 自転車散歩と小さな旅のすすめ」(平凡社新書284)平凡社
2005年7月11日 880円税別 ISBN4-582-85284-X

※産業遺産を巡るのには自転車が最適(^^)
筆者は学生時代に東京・国立市に住んでいた・・・偶然にもちょうど同じ時期に、私はお隣の小平市にいました(^^)なんとなく親近感が・・・


2005.1.30.

上田紀行「生きる意味」(岩波新書931)岩波新書
2005年1月20日 740円税別 ISBN4-00-430931-X

※社会は今、「弱肉強食」という薄っぺらな哲学になびこうとしている。その浅薄なイデオロギーを「グローバル・スタンダード」などと言って持ち上げようとしている。コンピュータなど道具はふんだんにあっても、それを使って夢を描くことが出来ない社会・・・ひとりひとりの生きる意味に支えられた、真に豊かな社会にするためにどう踏み出していったらよいのか・・・

宮武公夫「テクノロジーの人類学」(現代人類学の射程)岩波書店
2000年9月25日 2800円税別 ISBN4-00-026376-5

※第1章 文化人類学とテクノロジー
 第2章 科学としてのテクノロジー
 第3章 文化としてのテクノロジー・・・「産業遺産」という文化としてのテクノロジーについて
 結章 テクノロジーの人類学

村上陽一郎「安全と安心の科学」(集英社新書 0278G)集英社
2005年1月19日 680円税別 ISBN4-08-720278-X

※これまで定量的に扱えないということで無視されてきた「不安」や「安心」といった問題に目を向けなければならない時代になってきた・・・「安全学」「交通と安全〜事故の責任追及と原因究明」「医療と安全」」「原子力と安全」「安全の設計〜リスクの認知とリスク・マネジメント」「安全の戦略〜ヒューマン・エラーに対する安全戦略」・・・「参加型技術評価(participatory technology assessment)」の方法・・・

「歴史群像シリーズ・77 実録 創業者列伝 II 〜夢と涙と挑戦のドラマ」学習研究社
2005年3月10日 1500円税別 ISBN4-05-603782-5

※「創業者列伝」の続編・・・日本の創業者の人物像と軌跡、産業史について解説。商品広告ポスター、創業者の邸宅・別荘、企業ミュージアム・ガイドはカラー特別企画として掲載されています。

「歴史群像シリーズ・75 実録 創業者列伝〜熱き信念と決断の軌跡」学習研究社
2004年9月10日 1500円税別

※日本の創業者の人物像と軌跡、産業史について解説。国産第1号商品、各地に残る産業遺産、企業博物館ガイドはカラー特別企画として掲載されています。
 なお、このWebサイト「技術科@スクール」の「産業技術遺産探訪」から、「旧・逢坂山隧道」の資料写真を提供!
 171ページに掲載されました(^^;)・・・「銀行・鉄道・郵便・電力 もうひとつの創業物語」の中で使われています。

松本泉「偉人と語るふしぎ化学史〜化学法則が生み出されるプロセスを追体験する」(ブルーバックス B1464)講談社
2005年1月20日 900円税別

※結果だけを覚え込まされる「化学」の勉強はつまらない・・・どんなアイディアがあって、どこで行き詰まり、解決の糸口はどう見つかったのか・・・著者の松本泉さんは、科学史を授業の中に取り入れた教材開発を行っている高校の先生。

isM書籍化プロジェクト編著「発見!ものづくり魂(スピリッツ)〜松下電器を支える現場の底力」翔泳社
2004年11月17日 1580円税別 ISBN4-7981-0800-6

「松下電器のものづくりスピリッツ発見マガジンisM」(http://panasonic.co.jp/ism/)のコンテンツをまとめたもの
 「銅釜IHジャー炊飯器」「食器洗い乾燥機」「ロングセラー商品(黒板ふきクリーナー物語ほか)」「デジタルシネマカメラVARICAM」「真空管カーオーディオ」「鉛フリーはんだ」「砂糖電池」「真空断熱材」開発物語・・・

松浦元男「百万分の一の歯車!〜世界一の超極小部品をつくる樹研工業の技と哲学」中経出版
2003年7月5日 1400円税別 ISBN4-8061-1841-9

※番長が15年で世界一のエンジニアに・・・、世界的権威に大学院出と間違えられた中学卒の工場長・・・、金髪ピアスのヤンキー娘が4年で微分・積分の大家に・・・、暴走族が5年後には大学教授や博士をレクチャー・・・、ケバかった女の子たちが半年後には英語で会社説明・・・
 愛知県豊橋市に本社を置く「樹研工業」は従業員約90人で、年間約30億円を稼ぐ中小企業です。工場は何の変哲もない町工場に見えますが、作っているものはとてつもなくすごいものです。ここで作られるプラスチック樹脂製の小さな精密歯車は、大手家電メーカーのビデオカメラやMD機器などに無くてはならない部品にもなっています。2002年に、直径0.149ミリ、重さ100万分の1グラムという、世界で最も小さいプラスチック製の歯車を製品としてつくることに成功しました。その3年前には、10万分の1グラムの歯車を発表しています。10万分の1ミリの微小歯車は、肉眼では点に見えるのですが、100万分の1グラムの超微小歯車は、粉のようにしか見えません。拡大写真を見ると、確かに5つの歯がきちんとあります。「パウダー・パーツ」と名付けられたこの歯車の技術開発には数億円かかったということです。しかし、あまりの小ささに、いまだに使い道が見つかっていません。創業者である社長の松浦元男さんは、「10年か20年後には、誰かが使ってくれるでしょう。ま、会社の広告塔ですな・・・」とニコニコ笑っています。
 松浦さんの経営はユニークです。人を雇う時には先着順の採用です。出勤簿なんてありません。出張精算はクレジットカードの利用代金明細書で事足ります。定年制はなく、70歳をすぎた社員も元気で生き生きと働いています。役員賞与は取らず、内部留保を厚くしています。中国や韓国などのグループ会社間の取引は口約束だけで、契約書はありません。すべてが善意と信頼に基づいているのです。実は、こうした経営には松浦さんが大切にしている思いからくる、きちんとした理由があるのです。
 名古屋生まれの松浦さんは、戦時中の疎開後に、そのまま豊橋に住み着きました。そして、そこで高校時代を送ります。アルバイト先の経営者の援助を受けて地元の大学にやっと進学することができたのだそうです。この時に受けた恩がいまの経営思想を支えているのです。「よそ者の自分をここまで育ててくれた豊橋という町、この豊橋に住む若者を、今度は私が一人前に育ててお返しする番です。経営はそれを実現するための手段なんですよ。」

佐藤康浩「強い工場〜モノづくり日本の「現場力」」日本経済新聞社
2003年5月23日 1400円税別 isbn4-532-31052-0

「プラスチックは好きですか」積水化学工業株式会社
2001年8月10日 非売品

※序章 プラスチックにできること、できないこと
 第1章 プラスチックの正体:そもそもプラスチックって何ですか?
 第2章 プラスチック革命の軌跡:食品を、情報を、安全を運ぶプラスチック
 第3章 そしてこれからの未来:次世代プラスチックが革命を引き起こす
 終章 植物も昆虫もプラスチックをつくっていた
 コラム 「自分でやってみよう!プラスチック成形」
 イラスト入り年表「プラスチックの軌跡」
 付録 1.プラスチックの性質:熱可塑性(結晶・非結晶)と熱硬化性
     2.プラスチックに機能を付与する
     3.プラスチックの成形と加工
     4.積水化学のプラスチック


2004.11.2.

文:読売新聞文化部 撮影:玉木雄介「近代化遺産 ろまん紀行 東日本編」中央公論新社
2003年8月10日 3700円税別 ISBN4-12-003427-5

文:読売新聞文化部 撮影:玉木雄介「近代化遺産 ろまん紀行 西日本編」中央公論新社
2003年9月10日 3700円税別 ISBN4-12-003430-5

※読売新聞・日曜版で1999年4月4日から2002年12月22日まで掲載された「近代化遺産 ろまん紀行」をまとめたものです。東日本編と西日本編で合わせて189の近代化遺産が紹介されています。

横倉潤「翔べ!YS−11 世界を飛んだ日本の翼」小学館
2004年10月20日 1800円税別 ISBN4-09-387520-0

※40年前(1962年8月30日初飛行)に開発された国産旅客機YS−11は、2006年までに日本の空から引退する・・・世界の空を飛んだ試作機2機と量産機180機の全軌跡・・・

監修:松重和美 著:辻野貴志・箕輪剛・岩田貴陽「CD−ROM・カラーCGで見る ナノテクノロジーの世界」数研出版
2004年11月1日 1900円税別 ISBN4-410-13819-7

※ナノスケールが実感できる動画CD−ROMでナノの世界や研究室を訪問・・・

佐藤しんり「光触媒とはなにか〜21世紀のキーテクノロジーを基本から理解する」(ブルーバックス B-1456)講談社
2004年10月20日 820円税別 ISBN4-06-257456-X

※光触媒反応のメカニズムをわかりやすく解説・・・

学研「歴史群像」編集部 「図説 電気機関車全史」(歴史群像シリーズ)学習研究社
2004年11月15日 1800円税別 ISBN4-05-603643-8

※明治・大正期の輸入電気機関車から現在までの日本の電気機関車について、歴史、形式、メカニズムを詳しく解説・・・
抵抗制御、サイリスタチョッパ制御、タップ制御(サイリスタ連続制御)、VVVFインバータ制御など制御方式の解説や、日立製作所水戸事業所(旧・水戸工場)に残る貴重な資料も初公開・・・


2004.10.24.

中村修二「大好きなことを「仕事」にしよう」ワニブックス 2004年8月5日 1500円税別 ISBN4-8470-1550-9
※青色発光ダイオードを開発した中村修二さん(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)が語る、やりがいある仕事の見つけ方・・・


2004.9.10.

「子供の科学 2004年10月号」誠文堂新光社 700円税込
※創刊80周年記念号
特集 ニッポンのものづくり
     ・「バーチャルにおぼれず、現物に触れよ!」本田技研工業株式会社 社長 福井威夫さん
     ・「”ものづくり”は完成のない奥深いもの」株式会社 北嶋絞製作所 社長 北嶋一甫さん
     ・「現場で感じる”ものづくり”」ものつくり大学 学長 野村東太さん

「日本の歴史 現代(8)ものをつくることと働くこと〜人間と労働の未来」(週刊朝日百科119)朝日新聞社
2004年9月19日 500円税込


2004.8.31.

「島津斉彬の集成館事業〜図録 薩摩のモノづくり」尚古集成館
2003年9月15日

尚古集成館(鹿児島市)のミュージアムショップで購入できます。 

薩摩のものづくり研究会(研究代表者・長谷川雅康)「薩摩のものづくり研究〜薩摩藩集成館事業における反射炉・建築・水車・動力・工作機械・紡績技術の総合的研究」(平成14年度〜平成15年度科学研究費補助金(特定領域研究(2))研究成果報告書)
2004年3月

長野県立歴史館「殖産興業と万国博覧会〜明治期における長野県と世界の交流」(平成9年度 夏季企画展図録)
※万国博覧会・内国勧業博覧会を推進した田中芳男(1838-1916 現在の長野県飯田市出身)・・・
東京国立博物館ミュージアムショップで購入できます。(1050円税込)

「日本の歴史 現代(7)高度成長とその後〜経済の視点から」(週刊朝日百科117)朝日新聞社
2004年9月5日 500円税込

※「高度成長と生活の変化〜テレビとともに」「産業の発展と地域社会〜乗用車の国産」「洗濯機と冷蔵庫がやってきた」「国際環境の変化とバブル〜メイド・イン・ジャパンの衝撃」「日本的経営と雇用システム」・・・

「日本の歴史 現代(5)アメリカ〜日米交錯の諸相」(週刊朝日百科115)朝日新聞社
2004年8月22日 500円税込

※「日米間の技術移転と開発競争」・・・

堀淳一「歴史廃墟を歩く旅と地図〜水路・古道・産業遺跡・廃線路」(講談社+α新書152-2 C)講談社
2004年8月20日 838円税別
 ISBN4-06-272272-0
※河辺川の屋根付き5橋梁(愛媛県)、桃介橋と読書発電所(長野県・南木曾)、安積疎水・十六橋水門・沼上発電所・竹ノ内発電所(福島県・猪苗代)、日立銅山(茨城県・日立)、南部縦貫鉄道(青森県)、・・・

池内紀「ニッポン発見記」(講談社現代新書1720)講談社
2004年5月20日 700円税別 ISBN4-06-149720-0

※「鋤と鍬(山形県・松ヶ岡)」「ニシン鉢の故里(福島県・会津本郷)・・・碍子」「念仏と葡萄酒(新潟県・越後高田)・・・岩の原葡萄園」「海上安全(福井県・三国町)・・・龍翔館、オランダ人技師G・A・エッセル」「紅色の夢(岡山県・吹屋)・・・弁柄館」「石橋巡礼(大分県・院内町)・・・74石橋」ほか・・・

日本機械学会 編 石綿良三・根本光正 著「流れのふしぎ〜遊んでわかる流体力学のABC」(講談社ブルーバックス B-1452)講談社
2004年8月20日 860円税別 ISBN4-06-257452-7

武蔵工業大学編「なんでも測定団が行く〜はかれるものはなんでもはかろう」(講談社ブルーバックス B-1451)講談社
2004年8月20日 940円税別 ISBN4-06-257451-9

坂本卓「おもしろ話で理解する 製図学入門」日刊工業新聞社 2002年9月30日 1900円税別 ISB4-526-05005-9

坂本卓「おもしろ話で理解する 金属材料入門」日刊工業新聞社 2000年9月29日 1900円税別 ISB4-526-04641-8

坂本卓「おもしろ話で理解する 機械工作入門」日刊工業新聞社 2003年3月31日 1900円税別 ISB4-526-05086-5
※機械工作の基礎的な機械や装置を解説しながら、多くの実務的な体験事例を折り込み、魅力ある学問である「機械工作」のおもしろさを解説・・・

坂本卓「おもしろ話で理解する 機械工学入門」日刊工業新聞社 2001年8月27日 1900円税別 ISB4-526-04795-3

今井誠一 編 水上みのり 絵「みその絵本」(つくってあそぼう[3])農山漁村文化協会
2004年4月30日 1890円税込 ISBN4-540-03203-8

※シリーズに「とうふ」「なっとう」「もち」「そば」・・・

足立紀尚「牛丼を変えたコメ〜北海道「きらら397」の挑戦」新潮新書082)新潮社
2004年8月20日 680円税別 ISBN4-10-610082-7

※北海道・上川農業試験場で開発された「きらら397」・・・

宇根豊・文 貝原浩・絵「田んぼの学校〜入学編」農山漁村文化協会
1800円税別 ISBN4-540-99274-0

大場秀章「サラダ野菜の植物史」(新潮選書)新潮社
2004年5月15日 1100円税別 ISBN4-10-603537-5

※野菜たちはどこで生まれ、どのように世界各地に広まったのか・・・


2004.8.1.

「歴史群像シリーズ・75 実録 創業者列伝〜熱き信念と決断の軌跡」学習研究社
2004年9月10日 1500円税別

※日本の創業者の人物像と軌跡、産業史について解説。国産第1号商品、各地に残る産業遺産、企業博物館ガイドはカラー特別企画として掲載されています。
 なお、このWebサイト「技術科@スクール」の「産業技術遺産探訪」から、「旧・逢坂山隧道」の資料写真を提供!
 171ページに掲載されました(^^;)・・・「銀行・鉄道・郵便・電力 もうひとつの創業物語」の中で使われています。

松浦元男「先着順採用、会議自由参加で世界一の小企業をつくった」講談社
2003年8月26日 1500円税別 ISBN4-06-211993-5

※番長が15年で世界一のエンジニアに・・・、世界的権威に大学院出と間違えられた中学卒の工場長・・・、金髪ピアスのヤンキー娘が4年で微分・積分の大家に・・・、暴走族が5年後には大学教授や博士をレクチャー・・・、ケバかった女の子たちが半年後には英語で会社説明・・・
 愛知県豊橋市に本社を置く「樹研工業」は従業員約90人で、年間約30億円を稼ぐ中小企業です。工場は何の変哲もない町工場に見えますが、作っているものはとてつもなくすごいものです。ここで作られるプラスチック樹脂製の小さな精密歯車は、大手家電メーカーのビデオカメラやMD機器などに無くてはならない部品にもなっています。2002年に、直径0.149ミリ、重さ100万分の1グラムという、世界で最も小さいプラスチック製の歯車を製品としてつくることに成功しました。その3年前には、10万分の1グラムの歯車を発表しています。10万分の1ミリの微小歯車は、肉眼では点に見えるのですが、100万分の1グラムの超微小歯車は、粉のようにしか見えません。拡大写真を見ると、確かに5つの歯がきちんとあります。「パウダー・パーツ」と名付けられたこの歯車の技術開発には数億円かかったということです。しかし、あまりの小ささに、いまだに使い道が見つかっていません。創業者である社長の松浦元男さんは、「10年か20年後には、誰かが使ってくれるでしょう。ま、会社の広告塔ですな・・・」とニコニコ笑っています。
 松浦さんの経営はユニークです。人を雇う時には先着順の採用です。出勤簿なんてありません。出張精算はクレジットカードの利用代金明細書で事足ります。定年制はなく、70歳をすぎた社員も元気で生き生きと働いています。役員賞与は取らず、内部留保を厚くしています。中国や韓国などのグループ会社間の取引は口約束だけで、契約書はありません。すべてが善意と信頼に基づいているのです。実は、こうした経営には松浦さんが大切にしている思いからくる、きちんとした理由があるのです。
 名古屋生まれの松浦さんは、戦時中の疎開後に、そのまま豊橋に住み着きました。そして、そこで高校時代を送ります。アルバイト先の経営者の援助を受けて地元の大学にやっと進学することができたのだそうです。この時に受けた恩がいまの経営思想を支えているのです。「よそ者の自分をここまで育ててくれた豊橋という町、この豊橋に住む若者を、今度は私が一人前に育ててお返しする番です。経営はそれを実現するための手段なんですよ。」
 地方で世界一のものづくりに情熱をそそぐ松浦さんや社員の方々の姿と重ね合わせると、何だかうれしくなってくる話です。忘れかけていたものが、見えてきたような気がしました。

遊タイム出版編集「あっぱれ!東大阪モノづくりワンダーランド〜オンリー・ワン製品誕生秘話!」遊タイム出版
2003年4月10日 1200円税別 ISBN4-86010-037-9

※なぜ東大阪にオンリーワン、トップシェアが多いのか・・・その秘密を探る、全42企業100製品の紹介。「モノづくりの街」はすでに江戸時代から・・・東大阪が中小企業の街になるまでの歴史も解説されています。

河野浩一と日産パワートレイン開発本部取材班
「エンジン屋たちのDNA〜ゴーン改革を支える日産・技師長 大城義孝と技術者たちの挑戦」中経出版
2004年6月7日 1500円税別 ISBN4-8061-2018-9

※倒産の危機から奇跡的な躍進を回復している日産自動車、そのエンジン開発はどのように行われているのか・・・そのあゆみと現在・未来について、日産自動車のエンジニアが語る。排出ガス規制、世界最高レベルの排ガス車に搭載された4気筒エンジンの開発、3リッター無段変速機開発の経緯についても詳しく語られています。

前間孝則「技術者たちの敗戦」草思社 2004年7月23日 1600円税別 ISBN4-7942-1336-0
※日本の戦後復興の原動力となった20〜30代の技術者たちは、どのように敗戦を迎え、廃墟から立ち直ったのか・・・

早稲田大学理工学部応用物理学科「応用物理の最前線〜エジソン効果から超高速現象まで」(ブルーバックス B-1450)講談社
2004年7月20日 900円税別 ISBN4-06-257450-0

※応用物理学の最前線で研究が進められているものの中から、経済に影響を与え、社会構造をも変える可能性を秘めたカーボンナノチューブ、光ファイバー、廃熱から電気を作るセラミックス、ロボット、コンピュータなど8つの最新研究を紹介。

水島とほる「蒸気機関車誕生物語」グランプリ出版
2004年5月24日 2000円税別 ISBN4-87687-259-7

※元・北辰電気製作所(現在の横河電気)のエンジニアであった著者が、20年間にわたって収集したイギリス産業革命と鉄道史の資料をもとに、イギリス産業革命の基礎をつくった時計工業、馬車鉄道、鉄鋼業、織機の機械化、工作機械の発明と普及、蒸気機関の発明と改良、川蒸気と陸蒸気、鉄道建設の歴史、史跡や博物館めぐりについてまとめられたものです。


2004.7.4.

中部博(太田耕二・写真)「SUBARU MECHANISM スバル・メカニズム〜独自技術・エンジニアの情熱」三樹書房
2004年6月30日 1900円税別 ISBN4-89522-421-X

※スバルのPR誌である月刊「カートピア」で2000年から3年間にわたって35回シリーズで掲載された連載記事「美しきスバル・メカニズム」を1冊にまとめたものです。

「週刊朝日百科108(新訂増補) 日本の歴史 近代II-8 飛行機・車・船〜科学技術の原型」朝日新聞社
2004年7月4日 500円税込
 

小川英之・清水和夫・金谷年展「ディーゼルこそが、地球を救う〜なぜ、環境先進国はディーゼルを選択するのか?」
ダイヤモンド社 2004年4月15日 1600円税別 ISBN4-478-87101-9

※ディーゼル・エンジンに関する誤解を解きほぐし、その可能性について分析・・・

上山明博「発明立国ニッポンの肖像」(文春新書374)文藝春秋 2004年4月20日 750円税別 ISBN4-16-660374-4
※開発者は何を苦心し、どう発想したのか・・・「メイド・イン・ジャパン」の150年

片山修「本田宗一郎と「昭和の男」たち」(文春新書373)文藝春秋 2004年4月20日 720円税別 ISBN4-16-660373-6

門田和雄「新しい機械の教科書」オーム社 2004年6月15日 2500円税別 ISBN4-274-08751-4

大野和興「日本の農業を考える」(岩波ジュニア新書466)岩波書店 780円税別 ISBN4-00-500466-0
※農畜産物はどのようにしてつくりだされているのか・・・日本の農業の現状と課題を考察し、風土に根ざした農業の再生を展望する。

蜂須賀裕子「農業で子どもの心を耕す」(寺子屋新書003)子どもの未来社 800円税別 ISBN4-901330-43-8

橋本治「上司は思いつきでものを言う」(集英社新書0240C)集英社 660円税別 ISBN4-08-720240-2
※(^^)


2004.4.18.

「勉強のやり方がわかる」(AERA Mook)朝日新聞社 2004年4月10日 1300円税別 ISBN4-02-274148-1
※大学での勉強の実際をわかりやすく紹介しています。
「工学」では、近畿大学・生物理工学部生体機械工学科の大政光史先生が、「大学の「工学」では何をするのだろうか、と思う人は多いかもしれません・・・工学部で学ぶ内容は工業高校で学ぶ内容に近いのですが、工業関係の内容もよくわからないという人は、中学校で習った技術科のことを思い出してください。・・・人に役立つものを作ること、それが工学の初歩です。・・・」と中学校・技術科についてふれています(^^)

村井純(絵・山村浩二)「インターネットの不思議、探検隊!」(太郎次郎社エディタス 社会がみえる!waku waku book)
太郎次郎社 2003年10月4日 1900円税別 ISBN4-8118-0751-0

※「・・・インターネットの主人公は、みなさん一人ひとりです。自分の夢を実現すること、困難な問題を解決すること、そして、国を越えて考えを伝えあうこと。地球規模でみんながうまくやっていくためには、インターネットという道具が、きっと役に立つはずです。・・・」 日本におけるインターネット構築の第一人者である村井純さんが小学生から大人まで楽しく読める物語仕立てでインターネットのしくみを解き明かします・・・インターネットは保証しない!インターネットは中心がない!インターネットはモコモコしてる!真ん中はがんばらない、一人ひとりが主役の世界・・・
RFIDタグ(実物)付き・・・個人情報やプライバシーの問題についても取り上げています。

坂村健「「ユビキタス社会」がやってきた〜人とコンピューターの未来」日本放送出版協会
2004年2月1日 560円税別 ISBN4-14-189098-7

※NHK人間講座2004年2月〜3月期のテキスト

「坂村健講演会「トロンの夢・ひとの夢」」協和発酵 2004年2月25日 非売品
※2003年10月4日に昭和女子大学人見記念講堂で開催された「第16回 朝日ヤングセッション・坂村健講演会」の内容を編集したものです。「質問に答えて」では、パソコンの使い方(操作方法)よりも本質的なことを勉強した方がよいことを強調しています。

木村尚三郎「ヨーロッパ思索紀行」(NHKブックス989)日本放送出版協会
2004年2月25日 1020円税別 ISBN4-14-001989-1

※アメリカの世紀は終わりつつあり、これからはユーラシアの時代がやってくる。人と自然と歴史を共生しながら生きる時代が来たのである・・・
ピアノとオートバイ、20世紀「技術文明」の成熟、ITでは未来は見えない、アメリカの世紀が終わろうとしている、石油の壁、「花も実もある」和時計、「愛・地球博」は文化博、棚田の美しさ、農耕民族の心、「土離れ」のイギリス・アメリカ〜農産物に対して工業製品と同じような感覚を抱いている国・・・

春木良且「情報って何だろう」(岩波ジュニア新書457)岩波書店
2004年1月20日 780円税別 ISBN4-00-500457-1

※「・・・確かに技術は日本という国を豊にしました。でも、幸せにはしてくれませんでした。要するに、技術が限界になってしまったのではなく、技術によって昔のように幸せになることが限界になってしまったのです。景気が悪いと言われている現在、情報技術が再び私たちを豊にしてくれるように、だれもが期待しているようです。でも、本当にそれが幸せなのか、もう一度考えてください。きっともっと違った幸せのかたちがあるはずです。・・・」

歌田明弘「「ネットの未来」探検ガイド〜時間と言葉の壁を超える」(岩波アクティブ新書99)岩波書店
2004年1月7日 760円税別 ISBN4-00-700099-9

※もっと便利にグーグルを使おう、明日の検索エンジン、ウェブ・サイト保存プロジェクト、インターネット時代の機械翻訳、言葉の壁がほんとうに壊れるとき、コンピュータがソケットになる日・・・

加藤ただし「エンジニアのための開発生活ガイド〜開発の秘訣からMBA取得まで」(講談社ブルーバックス B-1436)講談社
2004年3月20日 800円税別 ISBN4-06-257436-5

※技術者はどのように開発を進めているのか・・・専門知識を活用して「ものづくり」をするエンジニアの「創る」「作る」「造る」を支えるものの考え方や、仕事への取り組み方について・・・

読売新聞東京本社経済部「「知材」で稼ぐ!〜特許、ブランド、著作権・・・価値創造ビジネスの全貌」光文社
2004年2月20日 700円税別 ISBN4-334-03235-4

※相次ぐ職務発明の訴訟、特許法の問題点など・・・

岸宣仁「発明報酬〜技術者が会社を訴える時」(中公新書ラクレ123)中央公論新社
2004年3月10日 720円税別 ISBN4-12-150123-3

※「知的財産」の活用に関する企業・大学・行政・司法の取り組み・・・青色LED訴訟に関する中村修二教授への10時間超インタビューを収載

レスター・ブラウン「レスター・ブラウン プランB〜エコ・エコノミーをめざして」ワールドウォッチジャパン
2003年12月1日 2500円税別 ISBN4-948754-10-2

※従来型の生産と消費を続け環境劣化をまねく「プランA」を選択するか、それともエコ・エコノミーをめざす「プランB」を選択するか・・・

寄本勝美「リサイクル社会への道」(岩波新書857)岩波書店
2003年10月21日 700円税別 ISBN4-00-430857-7

※リサイクル社会を築くために市民・企業・行政が取り組む豊富な事例とデータ・・・


2004.2.4.

堀場製作所コーポレート・コミュニケーション+工作舎「「はかる」と「わかる」〜くらしを変える分析の話」工作舎
2004年1月26日 1200円税別 ISBN4-87502-376-6

※目次から・・・
1.ワンダーランドへようこそ〜分析世界への入り口
  1.ミカンと鉄の話から 2.分析のための単位基礎知識 3.はかりをはかる 4.純水はどこまで純粋か
2.ニュースな分析〜おなじみのエピソードと分析技術
3.pHをめぐる冒険〜導電率と酸性・アルカリ性
  4.pHテクノロジーの過去、現在、未来
4.ガイアのカルテ〜地球環境を分析する
5.分析ドライブ〜自動車と排気ガスの将来
8.テクノロジーの先端で〜次世代技術のために

坂村健「NHK人間講座「ユビキタス社会」がやってきた〜人とコンピューターの未来」日本放送出版協会
2004年2月1日 560円税別 ISBN4-14-189098-7

※NHK教育テレビ「NHK人間講座 2004年2月〜3月期」のテキスト

古厩智之「青春ロボコン〜「理数系の甲子園」を映画にする」(岩波ジュニア新書458)岩波書店
2004年1月20日 740円税別 ISBN4-00-500458-X

※「アイディア対決ロボットコンテスト 高専部門」を題材にした痛快青春エンタテイメント映画「ロボコン」のシナリオと古厩監督のエッセイを加えた、おかしく、せつない若者たちの物語・・・

岩波書店編集部「わたしの先生」(岩波ジュニア新書459)岩波書店
2004年1月20日 740円税別 ISBN4-00-500459-8

※1人の先生との出会い、背中を押してくれたあの一言、各界で活躍する12人の人生の先輩が語る、影響を受けた先生との思い出を熱く語る・・・作家の小関智弘さんは「二度目の見習工時代」(85〜100ページ)で、旋盤工としての見習工時代の思い出を語ります。


2004.1.19.

佐藤学「習熟度別指導の何が問題か」(岩波ブックレットNo.612)岩波書店
2004年1月7日 ISBN4-00-009312-6

※「学力向上を目的的に追求することは、土地も耕さず生育も促さずに収穫だけを算定し追求する愚かさに似ています。授業の改革において追求すべきは学びの経験を豊かにし高めることであって、学力の向上は、その結果としてもたらされるものです。・・・「習熟度(能力)別指導」の最大の誤りは、「習熟度(能力)」の差異それ自体が教育の所産であることを認識していない点にあります。」
 能力や進路の差によってコースを振り分ける教育(トラッキング)が敗北した意味について、「PISA(Programme for International Student Assessment)調査」、「協力が競争よりも生産性が高い」ことを明らかにした社会心理学者の研究成果、学校での実践事例をもとに解き明かしています。 

市村佑一「江戸の情報力〜ウェブ化と知の流通」(講談社選書メチエ290)講談社
2004年1月10日 ISBN4-06-258290-2

※日本の近代化を促進した原動力は、すでに江戸時代に蓄積されていたことが明らかになってきています。これを「情報」という観点から分析し、日本人の知の感覚を育んだ江戸時代の底力を検証します。
 上意下達(タテ)の伝達経路にとどまらず、私人同士(ヨコ)のネットワークとウェブ化が花開いた江戸時代は、情報量の増大のみならず、手法の革新が新しい知のストックを築きました。そして「公」の情報の限界と、「私」の情報ネットワークの果たした重要な役割や、「私」の立場からさまざまな「情報」を生みだし、ウェブ化を進めてきた江戸時代の人々の「情報」についての考え方とその成果を再評価しています。 


2003.12.29.

村上龍(絵・はまのゆか)「13歳のハローワーク」幻冬舎
2003年11月30日 2600円税別 ISBN4-344-00429-9

※好きで好きでしょうがないことを職業として考えてみませんか?514種類の職業を紹介した仕事の百科全書

杉浦一機「ものがたり日本の航空技術」(平凡社新書207)平凡社
2003年12月18日 740円税別 ISBN4-582-85207-6

※日本の航空機技術の歴史と現在そしてこれから・・・


2003.12.10.

中山茂「大学生になるきみへ〜知的空間入門」(岩波ジュニア新書452)岩波書店
2003年11月20日 740円税別 ISBN4-00-500452-0

※科学史研究者・中山茂氏の痛快学問論!
「多くの日本人は、学問とは受験勉強をモデルとして考えるようである。ほんとうはそうではない・・・ということを、みなさんに知ってもらおうとして、この本を書いた。・・・結局のところ、受験的学問は差別するための道具であり、それは、これから述べる学問や知的活動とはあまりにも違うものである。入学試験の問題を出題する大学の側も、受験生を差別するだけのものだとあまりにもむなしいので、受験勉強で得た知識が受験生の身につくようになるような問題をつくろうと努力もするが、どうやっても限界がある・・・・それがただゲーム感覚ですむものならいいのだが、もっと本気でやらせるために、入学試験でその後の人生がすっかり決まるような迷信をつくりあげて、学生を試験勉強に駆り立てた・・・しかし、それが本物の学問ではないことをわかってほしい。競争試験というものは、空恐ろしい罪つくりだと思う・・・差別するための学問では、差別しやすい学問が幅をきかすことは論理的必然である・・・」

小関智弘「職人学」講談社
2003年11月12日 1600円税別 ISBN4-06-211846-7

※内橋克人氏推薦!
目次の一部を紹介します・・・・・・・・
ものをつくる
  職人は”たくみ”、技能者
  日立8万人に、たったひとり
  技能は育つ
  職人の仕事は創造
ノーベル賞の田中さんにも職人の一面
  田中耕一さんが職人?
  田中さんの独創を生んだ9つの条件
手だてを考え、道具を工夫する
金属を舐める
湯面を見る
 鋳物の決め手は湿度
 コンピュータでも管理できない
鉄が匂う、鉄が泣く
感性を豊かにする
ハンマーを振る
教え下手、育て上手
仕事を楽しむ
 30年かけて3桁を征服
 真っ平らを作るのは”現場の神様”の手
 「ようやく1万分の1ミリを達成できました」
 「人の役に立つから楽しい」
機械にニンベンをつけろ
切ると割るのちがい
工業製品に個性はあるか
美しいネジを作る
レンズのヘソを見る
 非球面レンズの量産化に挑戦した職人
古い機械から学ぶ
 ブランド機械が人をだます
 手動の機械が技能の原点・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

明田鉄夫「維新 京都を救った豪腕知事〜槙村正直と町衆たち」小学館
2004年1月1日 1900円税別 ISBN4-09-626075-4

※明治維新による東京遷都で廃都の危機にあった京都を甦らせるため、明治初期の京都で、学校、病院、図書館、各種工場、博覧会などの事業に取り組んだ人たち・・・

後藤健二(監修協力・日本ユニセフ協会)「ようこそボクらの学校へ (NHK出版DVD+BOOK)」NHK出版
2003年11月25日 4000円税別 ISBN4-14-039384-X

※アフガニスタン・カンダハール、アフガニスタン・カブール、シエラレオネ、アルゼンチン、エストニア、ザンビア、ロシア・チェチェン、イラクの子どもたちは今・・・

ヘンリー・ペトロスキー(忠平美幸・訳)「ゼムクリップから技術の世界が見える〜アイディアが形になるまで」(朝日選書733)朝日新聞社
2003年8月25日 1300円税別 ISBN4-02-259833-6

※ものづくりの道すじとは?工学的設計の本質について・・・

谷口研語・小笠原宏樹・和崎晶「歴史が教えるエコライフ 2 技術編」(ECC BOOKS)財団法人・省エネルギーセンター
2002年4月16日 1800円税別 ISBN4-87973-246-X

※農業、建築、土木・・・

中野明「腕木通信 ナポレオンが見たインターネットの夜明け」(朝日選書740)朝日新聞社
2003年11月25日 1300円税別 ISBN4-02-259840-9

※約200年前、フランス全土に整備されていた通信ネットワーク「腕木通信」、それは現代の通信ネットワークであるインターネットの起源とも言える・・・

山田康二「切手で見るテレコミュニケーション史」(新コロナシリーズ10)コロナ社
1991年7月5日 1165円+税35円 ISBN4-339-07660-0

※世界各国で発行された切手を見ながら、電気通信の技術史が楽しく学べます(^^)

吉岡安之(TDK編)「じしゃく忍法帳 磁石とエレクトロニクスのはなし」日刊工業新聞社
2001年3月31日 1600円税別 ISBN4-526-04723-6

※エレクトロニクス技術を支える磁石の役割・・・

レゴジャパン・監修、北本水晶・編著「LEGO book museum レゴブックミュージアム」扶桑社
2003年6月30日 2381円税別 ISBN4-594-03997-9

※中学校・技術科のコンピュータで制御の学習に「LEGO MINDSTORMS」を使っていますが、それに使うことができるレゴブロックの百科事典!319ページは見ていて楽しい本です。


2003.9.15.

田中耕一「生涯最高の失敗」(朝日選書736)朝日新聞社
2003年9月25日 1200円税別 ISBN4-02-259836-0

※ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの初めての著書
「私は小さいころから自分の手を動かし、いろいろなものを組み立てたり、つくったりするのが好きでした。・・・・自分の手を動かすのが好きなのは、職人だった父親の影響が強いと思います。・・・(父はノコギリなどの)目立てをする職人でした。・・・ノコギリは鉄でできていますから、油を適度につけておかないと錆びてしまいます。商品のノコギリひとつひとつに薄く油をつける作業を、兄といっしょに延々としました。
 ・・・日本はこれまで、高品質で信頼性の高い製品を数多く生み出し、それが日本製品に対する世界の評価を高めたことは間違いありません。・・・日本の社会には、こつこつと努力している個人や技術を見いだし、隠れた才能を伸ばすシステムが、不足していたのではないでしょうか。ことに企業の研究者・技術者に対しては、これまでほとんど関心が払われていなかったのではないでしょうか。・・・企業のエンジニアや研究者に対する尊敬の気持ちを持ってほしいな、と思います。」

田中修「ふしぎの植物学〜身近な緑の知恵と仕事」(中公新書1706)中央公論新社
2003年7月25日 760円税別 ISBN4-12-101706-4

新井紀子「ネット上に学びの場を創る〜情報共有が市民社会にもたらすもの」(岩波ブックレットNo.604)岩波書店
2003年9月5日 480円税別 ISBN4-00-009304-5


2003.9.5.

ヴィトルト・リプチンスキ(春日井晶子・訳)「ねじとねじ回し〜この千年で最高の発明をめぐる物語」早川書房
2003年7月15日 1500円税別 ISBN4-15-208504-5

槌屋治紀「調べてみよう エネルギーのいま・未来」(岩波ジュニア新書444)岩波書店
2003年8月20日 780円税別 ISBN4-00-500444-X

望月重「ビルはなぜ建っているか なぜ壊れるか〜現代人のための建築構造入門」(文春新書335)文藝春秋
2003年8月20日 700円税別 ISBN4-16-660335-3

堀勇良「外国人建築家の系譜」(日本の美術 第447号)至文堂
2003年8月15日 1571円税別 ISBN4-7643-3447-5
監修:東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・東京文化財研究所・奈良文化財研究所

竹内洋「教養主義の没落〜変わりゆくエリート学生文化」(中公新書1704)中央公論新社
2003年7月25日 780円税別 ISBN4-12-101704-8


2003.8.30.

広岡祐「建物博物館」(WORLD MOOK436 / LIVING SPHERES Vol.14)ワールドフォトプレス
2003年9月30日 1524円税別 ISBN4-8465-2436-1

東京人・編集室編「江戸・東京を造った人々 1〜都市のプランナーたち」(ちくま学芸文庫 エ-9-1)筑摩書房
2003年8月6日 1400円税別 ISBN4-480-08787-7

東京人・編集室編「江戸・東京を造った人々 2〜文化のクリエーターたち」(ちくま学芸文庫 エ-9-2)筑摩書房
2003年8月6日 1400円税別 ISBN4-480-08788-5


2003.8.19.

佐藤洋一郎「イネの文明〜人類はいつ稲を手にしたか」(PHP新書262)PHP研究所
2003年8月6日 680円税別 ISBN4-569-62980-6

佐藤洋一郎「森と田んぼの危機〜植物遺伝学の視点から」(朝日選書637)朝日新聞社
1999年11月25日 1200円税別 ISBN4-02-259737-2

亀山清隆「本田宗一郎に学んだ ホンダのヒトづくり・モノづくり」実業之日本社
2003年8月14日 1600円税別 ISBN4-408-10548-1

三浦正悦「おもしろ電気通信史〜楽しく学ぼう通信の歴史」総合電子出版社
2003年8月15日 2000円税別 ISBN4-915449-05-X

大貫一貫「ニッポンのコメ〜崩壊に向かう複雑なその仕組み」(朝日選書680)朝日新聞社
2001年7月25日 1100円税別 ISBN4-02-259780-1


2003.6.22.

「プレジデントプラス 日本を創った挑戦者たち〜歴史に見るプロジェクトX」(プレジデントムック)プレジデント社
2003年7月1日 952円税別 ISBN4-8334-7017-9

「東京人 2003年7月号 no.192 特集「駅」を旅する」2003年7月3日
900円税込 雑誌16725-7

※電車と駅建築探訪 模型で都市、建築を見る 建築家と模型


2003.6.5.

清水晶子「ロンドンの小さな博物館」(集英社新書0195-F)集英社 2003年5月21日
720円税別 ISBN4-08-720195-3

※ロンドンにある中小200余りの小さな博物館探検レポート・・・個性あふれる16の魅力的な博物館を紹介
・ウィンブルドン風車博物館、スティーヴンズ・インク博物館、トワイニング紅茶博物館、グリニッジ王立天文台、ポロックス・トイ・ミュージアム、庭園史博物館・・・・ 

前間孝則「ジェットエンジンに取り憑かれた男 上 国産ジェット機 橘花」(講談社+α文庫 G36-6)講談社 2003年3月20日
740円税別 ISBN4-06-256713-X

※種子島時休、永野治ら数人の技術者によって始まった国産ジェットエンジン「ネ20」の波乱に満ちた開発プロジェクト物語。 

前間孝則「ジェットエンジンに取り憑かれた男 下 世界水準 V2500」(講談社+α文庫 G36-7)講談社 2003年3月20日
740円税別 ISBN4-06-256714-8

※戦後の航空機開発解禁後に再開された国産ジェットエンジン開発に果敢な挑戦を続けた技術者たちが、いかにして世界水準に到達したか。1988年にエアバスA32に搭載され初飛行に成功した新型ジェットエンジンV2500開発までの物語。

坂村健「ユビキタス・コンピュータ革命〜次世代社会の世界標準」(角川oneテーマ21 C-44)角川書店 2002年6月10日
667円税別 ISBN4-04-704088-6

※世界ナンバーワンの組込OS(オペレーティング・システム)「TRON」の開発者による次世代社会の構想。

内田洋子 S・ピエールサンティ「トマトとイタリア人」(文春新書310)文藝春秋 2003年3月20日
700円税別 ISBN4-16-660310-8

※イタリア原産でないトマト。「魔の果物」として恐れられ、誰も食べようとしなかったトマトがイタリアの文化とどのように融合していったか・・・トマトとイタリアをめぐる文化史。・・・・いまトマトの栽培をしているため関心があります(^^)
森俊人(平野恵理子・絵)「トマトの絵本」(そだててあそぼう 1)農山漁村文化協会 1997年3月31日
1890円税込 ISBN4-540-96167-5

※トマトに関する入門書!(^^) トマトの栽培技術史、栽培方法、トマトの成長のメカニズム・・・


2003.6.3.

財団法人 高年齢者雇用開発協会・企画監修 吉田孝一・文 田中誠一・福田栄夫・撮影
「日本に技あり」阿部出版 2003年5月30日 2000円税別 ISBN4-87242-169-8

※月刊誌「エルダー」(財団法人 高年齢者雇用開発協会)の巻頭グラビア「技を支える」に掲載された熟練技術者113人(1993年4月号の連載開始から2003年3月号現在)から30人を紹介したものです。
精密工学機器の開発 中村義一 三鷹光器(株)
   宇宙から宝が降ってくる、進化するMitakaのモノづくり
へら絞りの名工 鍵屋清作 今野工業(株)
   カネ偏の”金交(しぼ)り”にこだわる
光学レンズの精密研磨技師 横田地之典 トプコンエンジニアリング(株)
   ミクロからナノへ、勘とセンスの精密研磨
トヨタのS級プレス工 高橋敏秋 トヨタ自動車(株)
   軍手越しの触感の技が支えるハイテク自動車工場
ゼンマイの設計・製造技師 廣瀬文夫 東京ゼンマイ(株)
   計算式だけではできない命を救うゼンマイ
基準温度計の製作技術者 横山眞一 (株)東亜計器製作所
   熟練の手技が集積する温度計の総本山
茶運び人形を再現した歯車職人 大野勇太郎 (株)大野精密
   歯車駆動の「江戸からくりはモノづくりの原点」
国際規格の砲丸作りの旋盤工 辻谷政久 (有)辻谷工業
   NC(数値制御)でだめなら、勘でやるしかない
冷間鍛造・深絞りのプレス金型製造工 岡野雅行 岡野工業(株)
   人にできなきゃ、俺が作る
工作機械の組み立て仕上技能士 長島善之 長島精工(株)
   誰でも出来る熟練技能、神業扱いするな
腕時計の修理技能士 岡崎敦子 (株)セイコーサービスセンター
   時が動き出す、その達成感が大好きです
人工衛星部品のフライス盤工 小野田勝 三菱電機(株)鎌倉製作所
   職人の肌で感じたものが加工ノウハウです
掘削・掘進機の先端工具の製作 近藤久 (株)大洋近藤鋼機
   ドーバー海峡に名を馳せた町工場の刃先加工
ばね加工技能士 楓岡弘光 楓岡工業(株)
   奇跡のコイル加工、世界へ向けて現場を公開
先端技術の精密部品加工 田中文夫 (有)安久工機
   ハイテク町工場の人工心臓とモノづくり新世紀
ねじゲージの精密加工技師 二宮敏彰 東洋ゲージ(株)
   不等辺三分割の謎、ねじゲージのラッピング
屈折計の組立て技師 横田正 (株)アタゴ
   世界ブランドを育てあげた屈折計の組立て技能
放電加工の専門技師 松井重雄 (株)牧野フライス製作所
   100%の精度に迫る放電加工20年の歩み
金属熱処理技師 足助清雄 (株)上島熱処理工業所
   フィルム鋼のパリパリ感で見分ける高速度工具鋼の熱処理
電子機器の組立調整技能士 川津彰三
   電子立国の先端理念を製品化する現代の名工
発電機のけがき技能士 小林章成 (株)明電舎太田工場
   大型金属加工の司令塔、精確精緻の「けがき」技能
金型の設計・製造技術者 藤田啓一 (株)東海理化電機製作所
   金型の寿命を飛躍的に延ばした分割構造へのヒラメキ
人工衛星の組立技師 石澤聖司 三菱電機(株)鎌倉製作所
   宇宙開発を支える衛星組立て技能
半導体製造用精密金型のフライス工 秋葉幸一 (株)ハセテック
   鉄と会話する1000分の1ミリの切削技術
光電子管開発製作技師 林郁夫 浜松ホトニクス(株)
   超高速・超瞬時の光をキャッチする世界最高峰の光電子管づくり
LSI用プローブの超精密加工 清田茂男 (有)清田製作所
   毛髪より細い半導体検査用プローブに挑んだ世界一の町工場
半導体物質の結晶化技術 小川信雄 日亜化学工業(株)
   世界のトップ、青色光革命の原点は物質の純化技術
板ばねの製造技師 吉田次男 日本発条(株)横浜工場
   均一にたたいて無理のない曲率を出す
のみ、かんなで自在に手造る木型士 徳田周作 徳田工業(株)
   機械産業の土台をなす「のみ」「かんな」の技術
ミクロを超えるラップの練達 斉藤正美 (株)ミツトヨ
   ミクロの研磨、超絶ラッピングの世界
「・・・コックロフトたちが製作した世界最初の原子核破壊のための加速器は、ビスケットの空箱などを利用して胴体がつくられていたので知らぬ人が見たのでは、これが原子物理学の最先端を行くものとは到底思えなかったのである。だから本格的な技術開発や科学研究においては、技術者や科学者たちは手づくりの能力を要求される。自らヤスリを使い、ハンダ付けをやり、時にはガラス細工などができないと、従来の常識にはない実験や測定はできない。その手づくり作業には、もちろん、経験や勘の要素が大きく、そういう訓練をどこかで十分につかんでいないと、第一線の技術者や科学者の資格はないということになる・・・」(星野芳郎「工業化社会における熟練の意味と役割」)

平野暉雄「日本の名景 橋」光村推古書院 2002年10月24日 1600円税別 ISBN4-8381-0275-5
※39都道府県125の橋梁を紹介

高井潔「日本の名景 洋館」光村推古書院 2003年9月20日 1600円税別 ISBN4-8381-0288-7
※日本全国132の洋館などを紹介。巻末に「洋館を建てた人々」「洋館と様式」「用語解説」があります。

苅谷剛彦「なぜ教育論争は不毛なのか〜学力論争を超えて」(中公新書ラクレ88)中央公論新社 2003年5月10日
760円税別 ISBN4-12-150088-1


2003.5.31.

藤田雅矢「捨てるな、うまいタネ」WAVE出版 2003年5月31日
1300円税別 ISBN4-87290-155-X

※藤田雅矢さんは農学博士、研究所で植物の品種改良を研究されています。・・・SF作家(第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞)でもあります。植物育種とタネに関する入門書です。わかりやすくておもしろい内容なので一気に読んでしまいました。
おもな内容・・・・
・タネまき体験記
・たかがタネ、されどタネ。タネの大切さを見直そうではないか!
・タネはどこから来てどこへ行くのか
・人生に果樹園があるという喜び!
・まずは、発芽を楽しむことから始めよう
・にわかプラントハンターの勧め
・他地域産より地域産、地域産より自分産
・同じ苗が生えぬタネ屋の秘密
・食料を自給できない日本は、独立国とは言えない!?
・品種の減少化は、世界的な規模で進んでいる
・タネから広がるワンダーワールド
・マイオリジナル品種をつくる
・”発芽”って何だ?
・英国タネまき事情
・お米の偉大なる力
・あなたも”タネまく人”に
・宝物としてのタネ、遺伝資源

ロバート・フォーチュン(三宅馨・訳)「幕末日本探訪記〜江戸と北京」(講談社学術文庫1308)講談社
1997年12月10日 1050円税別 ISBN4-06-159308-0

※ロバート・フォーチュン(Robert Fortune 1812-1880 英国)はエディンバラ王立植物園の園丁を経てプラントハンターとして植物採集のため幕末の長崎、江戸、北京などを訪問しています。英国東インド会社の依頼で中国からインドへ茶の木を移植したことで有名です。キク、ラン、ユリなど東洋の代表的な観賞用植物も英国に紹介しています。1860年と1862年に訪日し、幕末の日本の農業をはじめとして文化や社会をつぶさに記録した貴重な探訪記です。

鈴木真二「飛行機物語〜羽ばたき機からジェット旅客機まで」(中公新書1694)中央公論新社 2003年4月25日
840円税別 ISBN4-12-101694-7

※1.揚力はなぜ発生するのか 2.リリエンタールからライト兄弟へ
3.エンジンはどのように開発されたか・・・蒸気エンジン(外燃機関)から内燃機関
4.プロペラはなぜ推力を発生するのか 5.翼理論が誕生するまで
6.金属の機体が誕生するまで 7.ジェットエンジンが誕生するまで
8.ジェット旅客機が開発されるまで

古澤典夫・及川一也・編(沢田としき・絵)「アワ・ヒエ・キビの絵本」(そだててあそぼう 53)社団法人 農山漁村文化協会
2003年4月5日 1890円税込 ISBN4-540-02238-5

※世界中の古代文明を支えた大切な食料、粟(アワ)・稗(ヒエ)・黍(キビ)・・・栽培技術史の学習にはこれらの雑穀も栽培しながら学習していく必要がありそうです。

小池洋男・編(川上和生・絵)「リンゴの絵本」(そだててあそぼう 54)社団法人 農山漁村文化協会
2003年4月5日 1890円税込 ISBN4-540-02239-3

※飲料水としての水の悪い地域では、果物から飲料水を得ることが多い・・・スペイン・フランス・イタリアなどのラテンの人たちは「ブドウ」、ブドウが栽培できなかった涼しい北ヨーロッパ、イギリスなどのアングロサクソン人は「リンゴ」を大切にしていました。
・・・いま「メンデルの葡萄」を栽培していますが、「ニュートンのリンゴ」も育てようと考えています。米国でのリンゴの品種誕生物語で重要な役割を果たしたジョナサン・チャップマンが広めた「ジョナサン(紅玉)」でもいいですね。こうした果樹についても、これらの栽培の技術史を中心として栽培の学習にうまく使えそうなものが見えてきました!


2003.5.17.

森谷正規・編「機械産業の新展開」(日本の産業システム 4)NTT出版 2003年5月8日
3400円税別 ISBN4-7571-2103-2

赤池学「あっ!! その手があったか ものづくり〜ランデヴー プロジェクトの軌跡」ウェッジ 2003年5月8日
1800円税別 ISBN4-900594-62-8

影山夙「スバルは何を創ったか〜スバル360とスバル1000、”独創性”の系譜」山海堂 2003年2月28日
2800円税別 ISBN4-381-07760-1


2003.4.7.

為国孝敏「身近な土木の歴史〜文化の演出者たち」東洋書店 1999年3月31日
1700円税別 ISBN4-88595-238-7

※著者の為国孝敏氏は土木史・交通土木工学を専攻しており、現在は足利工業大学土木工学科助教授(工学博士)です。土木の先達が築き上げてきた知恵と工夫を、近代土木遺産と鉄道を基軸にして、土木史を身近なものとして具体的に紹介しています。近代土木遺産の見方についても解説されています。

林知行「ここまで変わった 木材・木造建築」(丸善ライブラリー362) 2003年3月20日
850円税別 ISBN4-621-05362-0

※大きく様変わりしてきた建築材料としての木材と木造建築の技術的な背景を、「強さ」に焦点をあてて解説しています。1987年に建築基準関連法が改正されて、大形の木造建築が可能となり、その影響で「エンジニアードウッド」という構造用木材製品が登場し、「木材は再生可能で環境負荷が少ない」「木材の利用は二酸化炭素の固定作用によって地球温暖化防止に役立つ」「古くさい材料と思われていた木材が重要な建築資材となり、矮小化され続けてきた木造建築が最も注目される建築として復活し、木造建築が新たにさまざまな可能性を持つようになった」と認識されるようになりました。

中川理、三田村勝利(写真)「京都モダン建築の発見」(新撰・京の魅力)淡交社 2002年9月6日
1500円税別 ISBN4-473-01919-5

※あまり知られていないことかもしれませんが、実は京都は近代建築の宝庫です。修学旅行の引率などで出かけるたびに、そのいくつかを見てきましたが(たとえば2000-4-182000-5-31)、この本はガイドブックの一つとして便利な1冊です。写真がたいへん美しく建築物の特徴がよくわかります! 


2003.4.5.

司馬遼太郎「二十一世紀に生きる君たちへ」世界文化社 2001年2月12日
1200円税別 ISBN4-418-01504-3

※「21世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。科学・技術が、こう水のように人間をのみこんでしまってはならない。川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が、科学と技術を支配し、よい方向へ持っていってほしいのである。・・・・」(司馬遼太郎「二十一世紀に生きる君たちへ」より)
 以前(2000年12月20日)にも紹介しましたが、今度は世界文化社から出版されているものを見つけました。小学生でも読めるように漢字にふりがながついています。

司馬遼太郎「街道をゆく 7 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみち、ほか」(朝日文庫 し1-8)朝日新聞社 1979年1月25日
520円税別 ISBN4-02-260177-9

※「砂鉄のみち」では島根県安来市の日立金属・和鋼記念館日立金属・鳥上木炭銑工場吉田村・菅谷たたらなどが紹介されています。
この第7巻には、日本の職業倫理、可愛しいまでに律儀な日本の職業人、ことに技術者たちの在りかたが語られています。
「私の中にある新聞記者(司馬遼太郎氏はもと新聞記者でした)としての理想像はむかしの記者の多くがそうであったように、職業的な出世をのぞまず、自分の仕事に異常な情熱をかけ、しかもその功名は決してむくいられる所はない。病的なほどの非出世主義者・・・・無償の功名主義こそ新聞記者という職業人の理想だし同時に現実でもあるが、これから発想して・・・かれらの職業心理がよく理解できるような気がした」(司馬遼太郎「わが小説〜梟の城」より)

司馬遼太郎「街道をゆく 21 神戸・横浜散歩、芸備の道」(朝日文庫 し1-22)朝日新聞社 1988年9月20日
460円税別 ISBN4-02-260518-9

※「芸備の道」では「3世紀から5、6世紀にかけて、タタラ衆(砂鉄製鉄集団)が・・・出雲、伯耆、因幡あたりの山中に大展開した・・・」。
「横浜散歩」では新港埠頭の赤煉瓦倉庫をはじめとして、横須賀製鉄所と小栗上野介などについて言及しています。

司馬遼太郎「街道をゆく 11 肥前の諸街道」(朝日文庫 し1-12)朝日新聞社 1983年2月20日
400円税別 ISBN4-02-260181-7

※唐津、平戸、横瀬、長崎・・・

司馬遼太郎「街道をゆく 37 本郷界隈」(朝日文庫 し1-40)朝日新聞社 1996年7月1日
520円税別 ISBN4-02-264112-6

※明治初期にお雇い外国人が住み、日本最初の大学が置かれた街・・・旧・岩崎家茅町邸や無縁坂も・・・

窪田蔵郎「鉄から読む日本の歴史」(講談社学術文庫1588)講談社 2003年3月10日
960円税別 ISBN4-06-159588-1

※「鉄の生活史」角川書店1966年5月が講談社学術文庫版となって刊行されました。
日本で最初の洋式製鉄所「中小坂製鉄所」(群馬県下仁田町中小坂)についても述べられています。(pp.256〜259)

黒田玲子「科学を育む」(中公新書1668)中央公論新社 2002年12月7日
760円税別 ISBN4-12-101668-8

※科学技術の特質とそれらを育む土壌、社会との関わりや科学技術政策など・・・

米沢富美子「真理への旅人たち〜物理学の20世紀」(NHK人間講座 2003年4月〜5月期テキスト)日本放送出版協会
560円税別 ISBN4-14-189083-9

※米沢富美子「真理への旅人たち〜物理学の20世紀」(NHK人間講座 2003年4月〜5月期)は2003年4月8日からNHK教育テレビで放送が始まります。(放送は全8回シリーズ)

指月としのり(イラスト:永井敬子)「パソコンのしくみと周辺機器がわかる本」(パソコン@ホーム)技術評論社 2003年4月1日
980円税別 ISBN4-7741-1687-4

※パソコンを構成している部品と周辺機器についてわかりやすい図や写真で解説しています。この「パソコン@ホーム」シリーズは、技術科の学習のための教材研究や生徒たちの学習用図書として最適です!

「大人の科学 Vol.01」学習研究社 2003年5月10日 1600円税別 ISBN4-05-603006-5
※元祖ふろく付きマガジン 大人版「科学と学習」・・・・大人気の学研「大人の科学」シリーズがとうとうマガジンとして復活!?
第1号のふろくは「ポンポン蒸気船」・・・水が水蒸気になると体積が約1700倍に膨張します。そのエネルギーを使ったなつかしい「ポンポン蒸気船」は、技術科の授業にも実験用教具として使えますよ!

たかはし みき「こげぱん 北海道ぶらり旅日記」ソニーマガジンズ 2003年1月24日
950円税別 ISBN4-7897-1974-X

※書店で偶然見つけました(^^)北海道へ産業技術遺産探訪に出かけようと考えていたのでタイムリーな出会いです。
「開拓の村」という愛知県犬山市にある明治村のような広大なオープンエアミュージアムがあるのですね(22-23ページ)。そのほか工場見学や施設案内もあって、かわいいイラストもすごくいいですね(^^)食べ物情報にもわくわく(^^;)


2003.3.18.

村上泰賢「名主佐藤藤七の世界一周 小栗忠順従者の記録」上毛新聞社 2001年11月16日
2000円税別 ISBN4-88058-826-1

※司馬遼太郎が「明治の父」と呼んだ、横須賀製鉄所(造船所)建設に貢献した小栗忠順、その従者として世界一周をした佐藤藤七の克明な日記とメモが語る遣米使節一行が初めて目にした欧米文化の記録。


2003.3.10.

田中彰「岩倉使節団「米欧回覧実記」」(岩波現代文庫 学術92)岩波書店 2002年12月13日
1000円税別 ISBN4-00-600092-8

※田中彰「岩倉使節団」(講談社現代新書)講談社1977年、田中彰「岩倉使節団「米欧回覧実記」」(岩波同時代ライブラリー)岩波書店1994年として刊行されたものです。 

犬塚孝明「密航留学生たちの明治維新〜井上馨と幕末藩士」(NHKブックス921)日本放送出版協会
1020円税別 ISBN4-14-001921-2

古木宜志子「津田梅子」(Century Books 人と思想 116)清水書院 1997年4月5日
850円税別 ISBN4-389-41116-0

※1871年末、岩倉使節団とともに渡米した津田梅子、太平洋横断中の船内で7歳の誕生日を迎えた・・・

小林英夫「産業空洞化の克服〜産業転換期の日本とアジア」(中公新書1682)中央公論新社
2003年2月25日 680円税別 ISBN4-12-101682-3

※生産ラインから開発部門まで、産業がフルセットで海外移転していく・・・・日本の産業の空洞化と復活への展望

高杉晋吾「産業廃棄物」(岩波新書 新赤版 182)岩波書店 1991年8月21日
640円税別 ISBN4-00-430182-3


2003.3.2.

吉田嘉太郎・時末光 編著「ものづくり機械工学 第2版」日刊工業新聞社 2003年1月31日 2200円税別 ISBN4-526-05063-6
※概論に関する本には、要覧みたいなものが多いのですが、この「ものづくり機械工学 第2版」はちょっと違います。工学的知識ともの作りの関連を意識した記述で、ものづくりの現場の臨場感を持たせるために自動車の生産のプロセスを取り上げています。機械工学科に入学したばかりの学生向け教科書ですが、一般の方々をも対象とした編集になっています。
序章 ものづくりと機械工学
第1編 ものづくりに必要な機械工学を学ぼう
 第1章 機械が動く仕組み〜機械工学とはどのような学問か
 第2章 材料の変形とは〜材料力学はなぜ必要か
 第3章 工業材料の特徴と選び方・使い方〜適切な材料を選ぼう
 第4章 機械を構成する部品とは〜機械要素の種類
 第5章 機械のエネルギー伝達を知ろう〜熱・流体力学の内容
第2編 ものづくりの方法を学ぼう〜やさしいものづくりの方法
 第6章 素材の作り方と加工の方法を知ろう
 第7章 必要な形状に仕上げる〜精密加工法とは
 第8章 部品の精度の確保と組立を知ろう〜部品精度の確保と組立法
第3編 ものづくりの実例を学ぼう〜自動車はどのようにして作られるのか
 第9章 自動車と自動車の作り方、その歴史
 第10章 現在の自動車の構造と作り方
 第11章 自動車のエンジンを作るには
 第12章 エンジンの出力をタイヤに伝えるユニットの製造
 第13章 自動車を支える足回り部品製造
 第14章 自動車の舵取り装置の作り方
 第15章 自動車用ボディの作り方
 第16章 自動車の組み立て、完成車にし、そして走らせよう
 第17章 これからの自動車と生産技術
第4編 なぜ物をつくるのだろうか
 第18章 なぜ物をつくるのだろうか
 第19章 ものづくりの歴史を考えよう

  

滝川洋二+理科カリキュラムを考える会「ガリレオ・サイエンスシリーズ No.1」(数学セミナー別冊)日本評論社
2002年12月31 1700円税込

※どうして、理科を学ぶの
・21世紀の科学教育はどうあるべきか 吉川弘之
・自然科学の系統にもとづいた教科課程づくり 小佐野正樹
・忙しい先生がこんなに薄まった中学校理科を教えてくれる 高原数則
・戦後「最悪」と呼ばれる「学習指導要領」づくりの教訓 編集部
・検定外中学校理科教科書をつくる 佐巻健男ほか
など・・・ 


2003.2.28.

「DASH村開拓記」(TOKYO NEWS MOOK通巻20号)東京ニュース通信社 2002年8月1日
1000円税込 ISBN4-924566-17-9

※毎週日曜日18:55〜19:58放送の「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ放送網)DASH村開拓記です。
土づくりからはじまる野菜や米づくり、果樹栽培、炭焼き、日本伝統家屋再生ドキュメント、水車づくり・・・・
わくわくドキドキする開拓記です!(^^)

梅津信幸「あなたはコンピュータを理解していますか?」技術評論社 2002年11月25日
1780円税別 ISBN4-7741-1600-9

※コンピュータを理解することとは、マウスでメニューのどこをクリックするかを覚えたり、ファイルをどのフォルダに保存したらいいかを覚えることではありません。そんな薄っぺらな知識はたいして重要ではないのです。コンピュータの本質をわかりやすくユーモラスに解説しています。考えることのおもしろさ、学ぶことの楽しみも味わえる一冊です。


2003.2.27.

「動く モノづくり解体新書 CD-ROM版〜身近なモノの製造工程が動いてわかる!」(eX'Mook83)日刊工業新聞社 2003年3月20日
3000円税別 ISBN4-526-04902-6

※モノづくりシリーズがアニメーションで登場!できれば「機械加工」「プレス加工」「成形加工」なども静止画でなくアニメーション化してほしかったと思います。加工技術の学習用として活用できます。CD-ROMは2枚付いています。

毎日ムック・アミューズ編「知のテーマパーク おもしろ図書館であそぶ 専門図書館完全ガイドブック142館」毎日新聞社 2003年3月25日
1429円税別 ISBN4-620-79221-7

※ジャンル別専門図書館、博物館・美術館併設の図書館全国情報

「江戸から東京へ 明治の東京〜古地図で見る黎明期の東京」(古地図ライブラリー4)人文社 2002年8月1日
1800円税別 ISBN4-7959-1903-8

※産業技術遺産を調べるときに参考となります。現在の地図と一緒に見比べたり、見学の時に現地へ持っていけば当時の様子が蘇る・・・(^^)

月刊郷土文化誌「上州路 2003年3月号」(No.346)あさを社 700円税込
※特集「小栗上野介 史跡めぐり〜群馬県内ガイドブック」


2003.2.20.

廣重徹「科学の社会史 (上)」(岩波現代文庫G93)岩波書店 2002年12月13日 1000円税別 ISBN4-00-600093-6
※廣重徹「科学の社会史〜近代日本の科学体制」(自然選書)中央公論社 1973年11月 として刊行されたもの 

廣重徹「科学の社会史 (下)」(岩波現代文庫G94)岩波書店 2003年2月14日 1000円税別 ISBN4-00-600094-4
※廣重徹「科学の社会史〜近代日本の科学体制」(自然選書)中央公論社 1973年11月 として刊行されたもの


2003.2.10.

レトロ商品研究所「国産はじめて物語〜世界に挑戦した日本製品の誕生秘話」 ナナ・コーポレート・コミュニケーション
2003年2月10日 1600円税別 ISBN4-901491-12-1

※オルガン・ピアノ(ヤマハ)、鉛筆(三菱鉛筆)、自転車・粉末消火器(宮田工業)、カメラ・カラーフィルム・オートフォーカスカメラ(コニカ)、
蓄音機(コロンビアミュージックエンターテイメント)、シャープペンシル・鉱石ラジオ・白黒テレビ・オールトランジスタ電卓(シャープ)
量産乗用車・ディーゼルエンジンバス(三菱自動車)、ミシン・コンピュータミシン(蛇の目ミシン工業)、
電気洗濯機・自動電気炊飯器・日本語ワードプロセッサ(東芝)、
レーザーディスクプレーヤー・GPSカーナビゲーション・DVDビデオプレーヤー(パイオニア)、
スクーター(富士重工業)、セロファンテープ(ニチバン)、世界初レンズ付きフィルム(富士写真フィルム)、
テープレコーダー・トランジスタラジオ・ヘッドフォンステレオ・家庭用CDプレーヤー(ソニー)、
ホッチキス(マックス)、カッターナイフ(エヌティまたはOLFA)、ロータリーエンジン車(マツダ)、電気型保温ジャー(象印マホービン)、
CPU搭載一眼レフカメラ(キャノン)、家庭用ビデオデッキ(日本ビクター)、マイコン(日本電気)、ハイブリッド車(トヨタ自動車)・・・・
※社名は現在の名称

「日本の歴史 原始・古代7 稲と金属器」(週刊朝日百科37 新訂増補)朝日新聞社
2003年2月16日 500円税込

※佐藤洋一郎「DNA考古学からみたイネの起源と日本列島への渡来・展開」

「東京人 2003年3月号」都市出版 900円税込
※特集「たてもの保存再生物語」


2003.1.29.

佐藤洋一郎「稲の日本史」(角川選書337)角川書店 2002年6月30日
1500円税別 ISBN4-04-703337-5

※日本列島の稲作はどのように始まったのかをDNAから解き明かしていきます。イネの「アッサム・雲南起源説」を否定し、「ジャポニカ長江起源説」を発表した著者が、縄文稲作では、現代の水稲(温帯ジャポニカ)とは異なる熱帯ジャポニカの稲作が多様性溢れる方法で営まれていたことを明らかにしていくとともに、縄文稲作の多様性について、その意味を今日的な視点でとらえなおしていきます。

佐藤洋一郎「稲のきた道」 (ポピュラーサイエンス)裳華房
1992年6月30日 四六判/167頁/本体価格1236円+税/ISBN4-7853-8568-5

※どのようなルートをたどってイネは日本列島にやってきたか?
「南北二元説」という仮説を証明するための考察や実験のプロセスにわくわくドキドキ・・・(^^)
おもな内容・・・稲と日本人(稲と日本人、生物としての稲点描、稲作の文化誌)  かたすみの在来品種は語る(先人は語った、材料を集めよう) 遺伝子の分布を調べる(遺伝子の分布を調べてみよう、在来品種の異質性)  南からのルート(インディカとジャポニカ、二つのジャポニカ・熱帯型と温帯型、日本に熱帯ジャポニカを求めて)  南北二元説の展開(おもしろい話、早生品種・出生の謎、二つの晩生)  昔の稲の想像する(北進の過程、生物考古学、昔の稲を再現する、稲はどこから、これからの生物学を考える)

徳大寺有恒「一台のクルマがあれば人生を変えるのに充分だ」平凡社 2003年1月23日
1500円税別 ISBN4-582-83141-9

※クルマを性能やスペック、コストパフォーマンスという視点ではなく、「いいクルマには、いい物語がある・・・」という視点で、徳大寺氏にとっての美しいクルマを味わいつくしながら書いたものです。自動車技術史に関する資料としても興味深い内容です。
取り上げられたクルマ・・・クラウン、ダットサン、ブルーバード、T型フォード、サンダーバード、マスタング、キャデラック、フォルクスワーゲン・ゴルフ、サニー、カローラ、シビック、アルファロメオ、フェアレディZ、セリカ、カローラ・レビン、スカイラインGT−R、シトロエン2CV、ミニ、フィアット500、ルノー16、ジャグァ、レンジローバー、フォルクスワーゲン・ビートル、スバル360、スバル・レガシィ、ホンダN360、マツダ・ファミリア、三菱パジェロ、ポルシェ356、ベンツEクラス、BMW3シリーズ、マイバッハ


2003.1.27.

福野礼一郎「超 クルマはかくして作られる」二玄社 2003年1月25日
2200円税別 ISBN4-544-91007-2

※写真をふんだんに入れて、自動車生産のすべてを ほぼ網羅した内容で、おすすめです!自動車 はさまざまな分野にかかわっていますが、それらが リアルに感じられる編集になっています。
福野礼一郎「クルマはかくして作られる 〜いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか」 二玄社
2001.4.28. 2200円税別 ISBN4-544-91002-1 C9453

と上下巻を構成しています。

志村史夫「文科系のための科学・技術入門」(ちくま新書386)筑摩書房
2003年1月20日 700円税別 ISBN4-480-05986-5
 

「モノ知リ学ノススメ 第三巻 〜身のまわりのモノに込められた秘伝[テクノロジー]を伝授」(eX'Mook82)日刊工業新聞社
2003年1月20日 1500円税別 ISBN4-526-04901-8

※身近なシステム・・・首都圏鉄道安全運行・高効率輸送のしくみ
身近なモノ・・・化学モップ、ビデオテープ、サインペン、乗用ヘルメット、粘着テープ、アルミサッシ、板ガラス、ほか
身近な材料・・・カーボンナノチューブ、酸化チタン光触媒、生分解性プラスチック、金属ガラス、ニホウ化マグネシウム超電導体、セラミックス系ナノコンポジット、ポリマーナノコンポジット、ナノガラス、超鉄鋼 

中村良夫「風景を愉しむ 風景を創る 〜環境美学への道」(NHK人間講座 2003年2月〜3月期 テキスト)
日本放送出版協会 2003年2月1日 560円税別 ISBN4-14-189081-2

※著者は土木工学・社会工学・土木システム工学を専攻、景観の工学的研究を行っている。


2003.1.26.

福島雄一「にっぽん無線通信史」星雲社
2002年12月31日 1600円 ISBN4-434-02663-1

森政弘「機械部品の幕の内弁当〜ロボット博士の創造への扉」オーム社
2003年1月15日 1600円税別 ISBN4-274-02492-X

清水優史「ロボコン ベーシック・スタディ」オーム社
2002年11月25日 1800円税別 ISBN4-274-08733-6

※ロボットコンテスト用のロボットを開発・製作する上で必要な工学・技術の基礎をていねいに解説しています。

日本プラントメンテナンス協会・編 京都機械工具・監修「工具べからず集」日本プラントメンテナンス協会
2002年2月22日 1500円税別 ISBN4-88956-217-6

「日本の歴史 原始・古代5 日本技術の原型」(週刊朝日百科35 新訂増補)朝日新聞社
2003年2月2日 500円税込

※人間にとって道具とは、技術とは何か。「技術の国」日本に未来はあるのか?その独自性とは?原型にさかのぼって考える。
山田慶児「技術の誕生〜サルからヒトへ」「道具の世界〜社会と時代を映す鏡」「技術的個性〜機能とイメージの造形」「模倣と創造〜技術発展の条件」ほか

「再現 日本史 幕末・維新1 1853〜1854」(週刊TIME TRAVEL)講談社
2001年7月10日 560円税込

※ペリーが米国から幕府への献上品として持ってきた蒸気機関車の復元や電信機などを紹介・・・

宮田章「霞ヶ関歴史散歩〜もうひとつの近代建築史」(中公新書1649)中央公論新社
2002年7月25日 720円税別 ISBN4-12-101649-1

「カーメンテナンス お助けBOOK 2003年版」(オートメカニック2003年2月臨時増刊)内外出版社
2003年2月15日 980円税込

※「困ったときのお助けサイトURL集〜クラッチ・ミッション・駆動系」(215ページ)で「おもしろ分解博物館〜機械のなかみは?」が紹介されました!(^^;)・・・SUBARU BC5のコーナーで、ミッションをバラバラにして構造を掲載している・・・


2003.1.7.

立花隆・南谷崇・橋本毅彦・児玉文雄・安田浩「新世紀デジタル講義」(新潮文庫た-59-4)新潮社
2000年11月1日 667円税別 ISBN4-10-138724-9

※情報原論、コンピュータのしくみ、コンピュータの歴史、デジタル産業革命、ネットワーク社会の将来・・・

小関智弘「世界を越える 町工場技術報告」(小学館文庫R こ-2 1)小学館
1999年9月1日 476円税別 ISBN4-09-403421-8

小関智弘「鉄を削る 町工場の技術」(ちくま文庫 こ-18-1)筑摩書房
2000年8月9日 540円税別 ISBN4-480-03578-8

※日本の最先端技術を基礎からささえる町工場・・・
解説は関満博氏

野沢正「飛行機博物誌〜空飛ぶ機械のものがたり」(光人社NF文庫 のN-364)光人社
2002年11月18日 638円税別 ISBN4-7698-2364-9

※航空ジャーナリストの先達であり航空史研究家である筆者が描く空飛ぶ機械の物語・・・

泉麻人「昭和遺産な人びと」新潮社 2002年7月25日 1300円税別 ISBN4-10-364505-9
※新聞社が伝書鳩通信を行っていた頃、「勝鬨橋」を開けていた男、世田谷の赤チン工場、学校給食の名優「先割れスプーン」の生涯、ブランさんのオート三輪・・・など技術とものづくりに関するエピソード・・・


2003.1.5.

「親から子に伝える「モノづくり」誕生物語 その伍 〜身近なサービスの履歴書」(eX'Mook66)日刊工業新聞社
2002年7月20日 1380円税込 ISBN4-526-04551-9

加藤芳夫「工作と工具ものしり百科〜電子工作のための工具の使い方」電波新聞社 2002年11月30日
1700円税別 ISBN4-88554-722-9

コミック版 プロジェクトX 挑戦者たち
宙(あおぞら)出版 各1000円〜1200円税別
・「日本初のマイカー てんとう虫 町をゆく」※富士重工業スバル360開発物語
・「夢のロータリーエンジン誕生」※マツダ・ロータリーエンジン開発物語
・「執念が生んだ新幹線」
・「翼はよみがえった〜<YS-11>日本初の国産旅客機」
・「液晶 執念の対決」 


2002.12.30.

和田純夫・大上雅史・根本和昭「単位がわかると物理がわかる〜SI単位系の成り立ちから自然単位系まで」ベレ出版 2002年12月25日
1400円税別 ISBN4-86064-013-6

※単位の歴史とそのしくみを楽しく解説しています。
第1章 単位の役割、第2章 長さ・時間・質量の単位の歴史、第3章 力と質量の単位、第4章 圧力の単位、第5章 エネルギーと仕事〜単位J(ジュール)の話、第6章 単位だけでここまでわかる、第7章 温度と熱〜単位K(ケルビン)とJ(ジュール)の話、第8章 電気関係の単位群、第9章 自然単位系 

山口廣・日本大学山口研究室(文)・宮本和義(写真)「近代建築再見〜生き続ける街角の主役たち・上巻」(エクスナレッジムック)エクスナレッジ
2002年6月10日 1400円税別 ISBN4-7678-0180-X
山口廣・日本大学山口研究室(文)・宮本和義(写真)「近代建築再見〜生き続ける街角の主役たち・上巻」(エクスナレッジムック)エクスナレッジ
2002年6月10日 1400円税別 ISBN4-7678-0180-8

※5年に及ぶ日本全国の明治・大正・昭和(戦前)に建てられた近代建築(橋梁等を含む)を訪ね歩き、その魅力を豊富な写真とともに語る・・・

丹波信夫・Kaoru(イラスト)「かんたんパソコン入門〜イラストでわかるパソコンのしくみ 改訂4版」技術評論社 2003年1月13日(第4版)
1380円税別 ISBN4-7741-1649-1

※中学生向けのパーソナル・コンピュータ入門書として最適!だと思います。

ヨセフ・アガシ(立花希一 訳)「科学の大発見はなぜ生まれたか〜8歳の子供との対話で綴る科学の営み」(講談社ブルーバックスB1395)講談社
2002年12月20日 ISBN4-06-257395-4

※Joseph Agassi,The Continuing Revolution : A History of Physics from the Greeks to Einstein,McGraw-Hill,New York,1968の全訳


2002.12.19.

木村英紀「制御工学の考え方〜産業革命は「制御」からはじまった」(ブルーバックスB-1396)講談社
2002年12月20日 880円税別 ISBN4-06-257396-2
※本書は次の3つの目的のために書かれました。
1.制御
を学ぶ工学部の学生のために入門書として、制御の考え方とその手法の概略をつかんでもらうため。制御は横断型の工学でさまざまな分野の工学を結びつける役割を果たしている。
2.制御について一般の人々に広く知ってもらいたいため。
  制御工学は、ものをつくるプラントや工場の中で使われることが多く、縁の下の力持ちであったが、一般の人たちの目に触れる機会が少ない分野であった。(機械工学の自動車、電気工学の家電製品にあたる具体的なモノとして目に触れることが少なかった。しかし、最近はエアコンのインバーター制御やエンジンの電子制御、洗濯機のファジィ制御などで知られるようになってきた。)
3.制御の考え方が現在では工学以外の分野(生物学や経済学など)でも普遍性を持つようになった。
おもな内容
第1章 制御の歴史(産業革命をもたらしたワットの蒸気機関に使われていた調速器(ガバナー)から最新のオートメーション)を振り返りながら、制御の根本的な考え方とその現実問題への展開
第2章 制御とは何か・・・「合わせる」「保つ」「省く」 制御の基本・・・「フィードバック」「フィードフォアード」「モデル」
第3章 ダイナミクスが制御を必要とする
第4章 単純な制御の実際・・・実験用ロボットアームを例として
第5章 日常生活で使われている制御システム・・・「エアコン」「自動車」
第6章 「製鉄」と「半導体製造」で使われている制御
第7章 ロボットの制御工学
第8章 制御工学の課題

小関智弘「大森界隈職人往来」(岩波現代文庫 社会66)岩波書店 2002年8月20日
1000円税別 ISBN4-00-603066-5

※解説対談 人が消えていく時代に 内橋克人・小関智弘 併載
1981年に「大森界隈職人往来」朝日新聞社 は第8回日本ノンフィクション賞受賞

小関智弘「働くことは生きること」(講談社現代新書1639)講談社 2002年12月20日
700円税別 ISBN4-06-149639-5

小関智弘「ものづくりの時代〜町工場の挑戦」(NHKライブラリー155)日本放送出版協会
2002年11月15日 780円税別 ISBN4-14-084155-9

クリストファ・マクヒュー(木下哲夫 訳)「働くひとびと」冨山房 1995年2月28日
1700円税込 ISBN4-572-00343-2

※1万年前の壁画、古代エジプトから現代にいたるまで、ものづくりとそこではたらく人々を題材とした絵画などの作品がまとめてあります。


2002.10.24.

週刊朝日百科22(新訂増補 10/27)「日本の歴史 中世から近世へ(2)鉄砲伝来 日本技術のポテンシャル」
朝日新聞社 2002年10月27日 500円税込

※鉄砲伝来と陶磁、変貌する農村と都市〜農業技術の革新、立ち上がる職人たち、
前挽大鋸にみる日本人〜木工道具の中世と近世、結桶・樽の出現、和時計をつくった日本人、
高殿タタラの復元(製鉄)・・・

ビジュアル版 日本の歴史 No.108 日本人の誕生(8) 稲作文化の渡来
デアゴスティーニ 2002年3月26日 560円税込

塚本潔「韓国企業モノづくりの衝撃〜ヒュンダイ、サムスン、LG、SKテレコムの現場から」(光文社新書069)
光文社 2002年10月20日 700円税別
 ISBN4-334-03169-2

刈谷剛彦ほか「調査報告 「学力低下」の実態」(岩波ブックレットNo.578)岩波書店
2002年10月18日 480円税別 ISBN4-00-009278-2

「ホンダ スーパー カブ 1947〜2001世界のロングセラー」(増補新訂版)三樹書房 2001年7月30日
1800円税別 ISBN4-89522-277-2

※2000万台をセールスしたホンダ・スーパーカブに共通する省エネルギー、省資源、徹底した合理的な設計などホンダ・エンジニアの開発思想・・・ 

マニュアルカメラ編集部「絶対ニコン主義!」(木世(えい)文庫004)木世出版社 2002年11月20日
680円税別 ISBN4-87099-759-2

※ニコン(日本光学)の設計思想、歴史、カメラのメカニズム、設計図、全パーツ、分解と修理・・・

檜垣和夫「F1 影の支配者〜ホンダ・トヨタは勝てるのか」(講談社+α新書127−1C)講談社
2002年10月20日 880円税別 ISBN4-06-272158-9

※巨額なマネーが動くエンターテイメント・ビジネスに変貌したF1の内幕・・・


2002.10.8.

鈴木真二「ライト・フライヤー号の謎〜飛行機をつくりあげた技と知恵」技報堂出版
2002年2月15日 1900円税別 ISBN4-7655-4431-1

藤塚光政「どうなってるの?身近なテクノロジー」新潮社 2002年1月20日
1400円税別 ISBN4-10-451401-2

砂川幸雄「歴史物語「建設五社」」相模書房 1995年2月15日
1854円税込 ISBN4-7824-9503-X

かくまつとむ「野の匠の知恵と技を手に入れる ニッポン鍛冶屋カタログ」小学館
2002年1月1日 1700円税別 ISBN4-09-343127-2

石澤和彦「橘花〜日本初のジェットエンジン・ネ20の技術検証」三樹書房
2002年7月15日 2800円税別 ISBN4-89522-276-4


2002.9.26.

「続 モノづくり解体新書 第二巻」(eX'Mook81)日刊工業新聞社 2002年10月20日
1500円税別 ISBN4-526-04899-2

※モノづくりの「いま」、どうやってつくるの?、どうやって組み立てるの?、巨大建造物完成までの道のり、モノづくり開発者列伝・・・・工程がわかりやすいイラストや写真によって紹介されています。モノづくりの現場がわかりやすく解説されています。
第1章 身近なシステムの秘伝 都市ガス安定供給・安全確保のしくみ
第2章 身近なモノの秘伝 蛍光ランプ、紙、接着剤、ボールペンなど23のモノを紹介
第3章 身近な材料の秘伝 プラスチック編


2002.9.20.

「おとなの工作読本 2002 No.1」(SEIBUNDO mook)誠文堂新光社 2002年10月1日
1300円税別 ISBN4-416-80248-X

※特集 ラジオ少年の時代
谷川俊太郎(詩人)とプラスチックラジオ、柴田翔(作家)と歩く秋葉原電気街、小林健二のプロツール、
5球スーパーラジオの作り方楽しみ方、ラジオ少年の夢の本棚、ポスターに見るラジオ放送史、
追想のトランジスタラジオなど・・・・
・・・中学校技術科「エネルギー交換と教材用ラジオ」(39〜41ページ)に関する記事もあります。
ただし、あまり技術科について正しく解説されていない部分があり少し残念!たとえば、「交換」ではなく「変換」です。その他にも・・・

「Sony Chronicle ソニー製品 半世紀の記録」ソニー・マガジンズ 2002年10月20日
1980円税込 ISBN4-7897-9493-8

※ソニー製品57年の軌跡、東京通信工業物語・・・

板谷敏弘・益田茂(江戸東京博物館)編著「本田宗一郎と井深大〜ホンダとソニー、夢と創造の原点」朝日新聞社
2002年10月5日 1400円税別 ISBN4-02-257785-1

※江戸東京博物館10周年記念展(2002年9月21日〜12月8日)「本田宗一郎と井深大 〜夢と創造」展の公式ガイドブック 展覧会割引券つき
江戸東京博物館開館10周年記念展(2002年9月21日〜12月8日)「本田宗一郎と井深大 〜夢と創造」展
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/2002/ki_9-21.htm

小林峻一「ソニーを創った男 井深大」ワック株式会社 2002年9月28日 1600円税別 ISBN4-89831-042-7


2002.6.16.

小泉成史「おススメ博物館」(文春新書248)文藝春秋 2002年5月20日
690円税別 ISBN4-16-660248-9

※辛口の博物館評!「ユニーク」「マイナー」「新しい」「応援したくなった」「つくりたいという個人の意志が感じられた」によって選択された50の博物館が紹介されています。単なる案内ではない痛快な博物館論にわくわくしました。今もっとも必要とされている博物館が「技術博物館」!(特に国レベルのもの)という主張に注目!!

「プロジェクトX物語 vol.1」ぴあ 2002年6月10日
1200円税別 ISBN4-8356-0216-1

※NHK「プロジェクトX〜挑戦者たち」のメイキング本!番組制作班を取材するとともに、番組に登場したモノたちの保存状況を紹介しています。

赤池学「日本のモノづくりは いつの時代も 世界のお手本なんです。」ウェッジ 2001年10月25日
1800円税別 ISBN4-900594-44-X

※日本の技術は宝の山! 楽しいモノづくりの可能性を54の事例をもとに世界に向けて提起します。
2001年1月4日から7月7日に東京新聞夕刊に連載された「ものづくりの地政学」(全122回)をまとめたもの。
赤池学「ローテクの最先端は実はハイテクよりずっとスゴイんです」(製造業の最先端36社を取材)につづく第2弾。 

松本哉「寺田寅彦は忘れた頃にやって来る」(集英社新書0144D)集英社 2002年5月22日
680円税別 ISBN4-08-720144-9

※実験物理学者であり文筆家でもあった寺田寅彦の魅力的な人物像を、その生涯と着想の源泉から探ります。
物理学や工学で使う「シューリレン法」を日常生活の中から解説した「茶碗の湯」、ファラデーの「ろうそくの科学」との対比や、1861(明治31)年に雑誌「少年世界」の新年臨時増刊・お年玉号に掲載されていた「蝋燭理学」など、青少年に知識だけにとどまらず、何より学問への興味や動機づけを起こさせることの重要性は現在でも大切なことと言えるでしょう。
 旧・理化学研究所が誕生したいきさつや、自由な学問的風土、理化学研究所が積極的に押し進めてきた「良品廉価生産」、寺田寅彦ははじめは「工科」(造船学)志望であったが「理科」に転じた経緯など、興味深い内容がたくさん盛り込まれています。
 それにしても寺田寅彦、湯川秀樹など「製図」が苦手であったことが「工科」から「理科」への転向理由の1つでもあったわけです。それだけものづくりの学問である工学にとって「製図」や「図学」は重要な位置を占めていたわけです。そんなこともこうしたエピソードから垣間見ることが出来ました。

たなかじゅん「ナッちゃん 6」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2002年6月9日
505円税別 ISBN4-08-859302-2

※某大学教育学部技術科の講義でも取り上げられたり、工業高校の機械の授業に使われたり、学校図書館にも置かれているという、技術教育の分野では知る人ぞ知るという有名なコミック本(^^)。今回も「・・・技術は5・・・」(151ページ)と技術科のことが出てきました。(^^) 旋盤やボール盤が出てきたり、ボール盤での穴あけは授業でも使えそうな内容です。

谷腰欣司「トコトンやさしい モータの本」(今日からモノ知りシリーズ B&Tブックス)日刊工業新聞社 2002年5月28日
1400円税別 ISBN4-526-04949-2

※モーターの回るしくみ、上手なモーターの選び方、制御技術のいろいろ、モーターの種類と回路の組み合わせなど、非常にわかりやすい図解と解説で要領よくまとめられています。同じような種類の本の中ではベスト!(だと思います。)

川口衛・阿部優・松谷宥彦・川崎一雄「建築の絵本 建築構造のしくみ〜力の流れとかたち」彰国社 1990年2月10日
2500円税別 ISBN4-395-27028-X

※構造力学と構造設計がわかりやすい図を用いて解説されています。ちからとかたちの相互関係と発展が技術史の視点で扱われています。
「梁と柱」「トラス」「ラーメン構造」「アーチ、ヴォルト」「ドーム、シェル」「スペースフレーム」「ケーブル構造」「膜構造」「タワー」など、授業用の資料として最適です。「ブリッジ・デザイン・コンテスト」にも学習参考資料として使えます。

波多野純「復元・江戸の町」(ちくまブリマーブックス126)筑摩書房 1998年11月25日
1100円 ISBN4-480-04226-1

※博物館・資料館に展示される復元模型・・・史料を具体的な実像としていく創造的な復元模型の設計・製作について、その舞台裏を紹介。復元模型そのものに著作権が認められていない問題点についても指摘しています。
江戸東京博物館(東京都墨田区)には、豊富な復元模型が展示されていますが、展示されている復元模型についての図録が江戸東京博物館のミュージアムショップで販売されています。江戸東京博物館学芸課展示係「模型でみる江戸・東京の世界」江戸東京博物館1997年 ISBN4-924965-15-4

小泉武夫「発酵は力なり〜食と人類の知恵」(NHK人間講座 2002年6月〜7月期)NHK放送出版協会 2002年6月1日
560円税別 ISBN4-14-189069-3

※NHK人間講座のテキスト。日本の食文化と発酵食品の深い世界を語ります。ほんとうにおもしろくてためになる小泉武夫・東京農業大学教授の講義をテレビでどうぞ!(^^)

船曳建夫「「日本人論」再考」(NHK人間講座 2002年6月〜7月期)NHK放送出版協会 2002年6月1日
560円税別 ISBN4-14-189068-5
※NHK人間講座のテキスト。第5回「職人〜もの言わず、もの作る人」(7月2日放送)。

江藤隆司「”トウモロコシ”から読む世界経済」(光文社新書041)光文社 2002年5月20日
680円税別 ISBN4-334-03141-2

※農産物から世界経済を見ると、工業品とはちがった国際経済が見えてくる・・・穀物市場の万能選手”トウモロコシ”からみた人間の食生活、農業、経済。 

林光「職人技を見て歩く〜人工心臓、トイレ、万年筆、五重塔・・・」(光文社新書033)光文社 2002年3月20日
700円税別 ISBN4-334-03133-1

※素敵でかっこいいモノは誰が作っているのだろう・・・人工心臓、五重塔、プリンター用インク、水平対向6気筒エンジン、トイレ、送電鉄塔、ペットロボットAIBO、理想の大学、万年筆、走波焼の10話。まやかしを嫌い、自分の納得できる好きなモノをつくることに情熱を傾ける人たちを取材。やっぱり正直でごまかしのないモノづくりはかっこいいなあ(^^)

「パソコン周辺機器の中身 からくり読本」(eX'Mook70)日刊工業新聞社 2002年1月20日
1400円税別 ISBN4-526-04557-8

※わかりやすくてきれいな図でプリンタ、スキャナ、デジタルカメラのしくみを解き明かします。ネットワークについても後半で取り上げています。やはりしくみの概要を知っておくことは、モノを使っていく上で必要なことですね。

畑中忠雄「科学 今日は何の日」東洋館出版社 2002年5月3日
1800円税別 ISBN4-491-01821-9

※科学史・技術史・・・今日は何があった日・・・365日 

増田義郎・吉村作治「インカとエジプト」(岩波新書・新赤版787)岩波書店 2002年5月20日
700円税別 ISBN4-00-430787-2

※エジプトとインカの農耕、栽培植物(麦、豆類、ジャガイモ、トウモロコシ)、家畜、金属材料についても文明成立の基礎条件として論じられています。

浅野智彦 編著「図解 社会学のことが面白いほどわかる本」中経出版 2002年5月31日
1400円税別 ISBN4-8061-1631-9

※メディアとグローバリゼーション、IT化とナショナリズムなども内容に含まれています。


2002.5.2.

「季刊 上州風 Vol.10」(2002年春号)上毛新聞社 2002年3月31日号
800円税別 ISBN4-88058-030-9

※「IMOZI」鋳物師(白井鋳物作業復元)、鉄以前のものづくり、「風のまにまに」〜風土が生んだものたち、桐生織物職人紀行、糸が紡ぐ「絹産業を支えたパイオニア精神」、キーワードは「技術」、世界を席巻 謎の球体 スプートニク(カモメ・ホーム洗濯器)、ものづくりは不滅〜群馬の可能性をのぞく、現代ものづくりの系譜「クルマの国」・・・・

続 モノづくり解体新書 一の巻」(eX'Mook78)日刊工業新聞社 2002年4月20日
1437円税別 ISBN4-526-04896-8

※モノづくりの「いま」、高速・大量輸送を支えるモノづくり、どうやってつくるの?、どうやって組み立てるの?、巨大建造物完成までの道のり、モノづくり開発者列伝・・・・工程がわかりやすいイラストや写真によって紹介されています。モノづくりの現場がわかりやすく解説されています。

続 モノづくり解体新書 二の巻」(eX'Mook79)日刊工業新聞社 2002年4月20日
1437円税別 ISBN4-526-04897-6

林義正「世界最高のレーシングカーをつくる」(光文社新書031)光文社 2002年3月20日
680円税別 ISBN4-334-03131-5

※日産自動車で高性能エンジンの開発、排気対策、騒音低減、燃費改善技術などの研究開発や、レーシングエンジンとレーシングカーの開発総責任者を務めてきた著者が、エンジン開発とそれをとりまく自動車技術に関する考えを述べています。
 機械の世界では、ある程度の経験が必要で、その経験にもとづく技術的なものをどれだけ知っているかが成果を左右する。技術というのは「感性、学問、経験」の3つが総合されたものであり、学問だけでは技術にならない・・・。
 また工業高校の重要性についても指摘(著者は現在大学で研究をされていますが、東京都内の工業高校でも授業をされています)していて、技術者と技能者の境界領域の人材が、ものづくりにとってどれだけ重要な役割を果たすかを述べています。そして工業高校でサイエンティフックな(工学的な)カリキュラムを積極的に取り入れていくことの必要性や、中学校での進路指導の問題点も指摘しています。


2002.4.23.

鈴木孝「20世紀のエンジン史〜スリーバルブと航空ディーゼルの興亡」三樹書房 2001年12月10日
2400円税別 ISBN4-89522-283-7

※筆者は長年にわたって日野自動車でエンジンの設計・開発を行ってきた技術者(工学博士)です。
約450ページにもわたる大部な本ですが、エンジンの構造がわかりやすい写真や図と、ユーモアのある挿絵を多用して、
副題にあるようにスリーバルブ(ブリストル)と航空ディーゼル(ユンカース)の興亡の技術史について詳細に分析が行われ
ています。 

鈴木孝「エンジンのロマン〜発想の展開と育成の苦闘」三樹書房 2002年4月15日
2600円税別 ISBN4-89522-287-X

※プレジデント社から出版されていた「エンジンのロマン」が、三樹書房から新版となって刊行されました。内燃機関の
技術史です。はじめはニューコメンやワットの蒸気機関(外燃機関)から、内燃機関・・・オットー、カルノー・・・そして
スターリングエンジン(外燃機関ですが・・・)、ガスタービン、水素エンジン、ハイブリッド・エンジンまでを取り上げています。

藤村哲夫「電気発見物語〜見えないものが、どのようにして明らかになったか」(講談社ブルーバックス B-1367)講談社 2002年4月20日
900円税別 ISBN4-06-257367-9

※電気の科学史・技術史です。電気通信やコンピュータの技術史についても取り上げられています。

片山修「本田宗一郎と知られざるその弟子たち」(講談社+α新書109-1 C)講談社 2002年4月20日
880円税別 ISBN4-06-272130-9

※ホンダのロボット開発は「・・・おまえは鉄腕アトムをつくれ・・・」からはじまった。自由闊達、単刀直入、率直・・・そんな企業風土
(ホンダ・スピリッツ)が生み出した人材と製品・・・・中国への生産拠点立ち上げがどのように進められたかについてもふれられています・・・


2002.4.21.

橋本毅彦「<標準>の哲学〜スタンダード・テクノロジーの300年」(講談社選書メチエ235)講談社 2002年3月10日
1500円税別 ISBN4-06-258235-X

※目次
プロローグ 水晶宮の鍵と銃
第1章 ジェファーソンを驚かせた技術〜標準化技術の起源
第2章 工場長殺人事件を超えて〜アメリカ式製造方式の誕生
第3章 工廠から巣立った技術者たち〜大量生産への道
第4章 ネジの規格を決める〜互換性から標準化へ
第5章 旋盤とレンガ積みの科学〜テイラー主義の出現
第6章 標準化の十字軍〜国家による標準化とその限界
第7章 標準化の経済学〜デファクト・スタンダードの功罪
エピローグ  スタンダードの行方

金子務「ジパング江戸 科学史散歩」河出書房新社 2002年2月28日
2000円税別 ISBN4-309-25155-2

※西国編
八板金兵衛(種子島銃の模作)、アルメイダ(西洋医術の伝道者)、毛利重能(天下一の算盤家)、
カルロ・スピノラ(和算恩人の謎)、吉田光由(「塵劫記」の謎)、貝原益軒(知薬の博物学者)、
宮崎安貞(江戸農法の始祖)、稲生若水(大和本草学の先人)、山脇東洋(医学解剖の始祖)、
麻田剛立(大坂暦法学の大家)、平賀源内(エレキテルの物産学者)、本木良永(地動説の蘭通詞)、
橋本宗吉(大坂蘭学の先達)、華岡青洲(麻酔実験の外科医)、岩橋善兵衛(遠眼鏡の町人学者)、
古川古松軒(コンパスを操る地誌家)、シーボルト(日本学開祖の医学者)、飯沼慾斎(植物図説の大家)、
高島秋帆(先駆けた町人砲術者)、緒方洪庵(俊才輩出の蘭学塾)、島津斉彬(近代化の先導者)
 東国編
三浦按針(青い目の顧問殿様)、支倉常長(慶長遣欧使節の遺産)、関孝和(算聖の独創性)、
ジュゼッペ・キアラ(謎のキリシタン和算家)、渋川春海(元祖和暦の天文方)、長久保赤水(日本地図の先駆者)、
杉田玄白(蘭学事始の狂医)、礒村吉徳(二本松算学の謎)、本多利明(経世の数理派)、佐久間象山(憂国の兵学者)、
安島直円(和算中興の名人)、会田安明(最上流の始祖)、最上徳内(北方探検の地誌学者)、藤田貞資(和算啓蒙の大家)、
山口和(全国遊歴算家)、伊能忠敬(日本地図測量の祖)、下岡蓮杖(民間写真師第1号)、伊藤圭介(本邦植物学の始祖)
 明治以降
エッセル(オランダ技師の遺産)、南方熊楠(民俗博物学の野人)、田辺朔郎(琵琶湖疎水と水力発電)、
野口英世(聖者になった医学者)、長岡半太郎(科学自立への鬼)、寺田寅彦(風雅な科学の目)、宮澤賢治(四次元と森の彼方)

窪田藏郎「鉄のシルクロード」雄山閣 2002年2月5日
2400円税別 ISBN4-639-01757-X

※中国、モンゴル、トルコ、地中海とその周辺の14年にわたる取材旅行での調査によってまとめた「鉄の歴史」。

佐々木力「科学技術と現代政治」(ちくま新書252)筑摩書房 2000年6月20日
660円税別 ISBN4-480-05852-4

※目次
第1章 女性として科学技術社会を生きる
第2章 西欧の科学革命と東アジア
第3章 脱原子力への道と現代日本の技術政策
第4章 21世紀資本主義と環境社会主義

舘ワ「ロボット入門〜つくる哲学・つかう知恵」(ちくま新書338)筑摩書房 2002年3月20日
680円税別 ISBN4-480-05938-5

※ロボット研究者の視点から、ロボット研究開発の技術史と技術の背後にある人間の夢や叡智に焦点をあてて、
ロボットと共存するための方法論を展開。

森谷正規「日米・技術覇権の攻防〜IT時代の主役はだれか」(PHP新書106)PHP研究所 2000年3月6日
660円税別 ISBN4-569-60962-7

※トランジスターからITへ至る日米の技術覇権攻防50年史と今後の展開について

佐和隆光・編「ポスト産業文明のゆくえ」(東京ブックレット23)東京新聞出版局 1997年1月27日
600円税込 ISBN4-8083-0586-0

※電力中央研究所が主催する地球環境をめぐる有識者会議の第1研究グループ「21世紀のパラダイムのあり方」
の3年半に及ぶ研究成果をまとめたもの。豊かさのための技術について探る。

片山修・編「本田宗一郎からの手紙」文藝春秋 1993年4月30日
1100円税込 ISBN4-89036-850-7

※未公開の「ホンダ社報」からまとめた本田宗一郎語録。
「・・・失敗するのがこわいんだったら、仕事をしないのが一番だ。君達が定年で会社をやめるときには、「皆さんのおかげで大過なく
過ごすことができました」というような、バカな挨拶をせんでもらいたいな。・・・」
「・・・ぼくは小学校しか出ていない。・・・家がたまたま貧乏で学校にいけなかったばかりに、一生冷飯を食わなければならない
理由がどこにあるのだろうか。・・・きみらは、学校で機械をやったとかデザインを専攻したとか、ひとかどの専門家のつもりでいるが、
・・・・長い人生のマラソンで、それをそのままゴールに持ち込めると思うのは間違いだ・・・」
「・・・CVCCの開発に際して、私が低公害エンジンの開発こそが先発四輪メーカーと同じスタートラインに並ぶ絶好のチャンスだと
言ったとき、研究所の若い人は、排気ガス対策は企業本位の問題ではなく、自動車産業の社会的責任の上からなすべき義務で
あると主張して、私の眼を開かせ、心から感激させてくれた。・・・みんながどんどん育ってきている。私に目をみはらせるような、
新しい価値観、企業と社会とのかかわりあいについての新鮮な感覚、こういうものの上に築かれる、フレッシュな経営が必要な時代に
なってきているのだ。・・・」
※すでに絶版になっているかもしれません。古書店で入手(100円!(^^))

上野千鶴子「サヨナラ学校化社会」太郎次郎社 2002年4月1日
1750円税別 ISBN4-8118-0666-2

※社会学者・上野千鶴子氏の、痛快!教育論
「・・・こんな不況でよかったね。親や先生はあいかわらず「将来のためにがんばりなさい」と言うでしょうが、
そんな生き方は、みんなカラ手形になりました。・・・・」
義務教育からオーバードクターまで24年、その後私学から東大までの教師生活。学校教育の受益者にして
被害者である上野千鶴子が当事者として発言・・・(前掲書より)

森毅「21世紀の歩き方」青土社 2002年3月10日
1600円税別 ISBN4-7917-5944-3

※「・・・生き方のことを考えずに教育改革論議が行われている・・・」、森毅先生の、のびのび人生論。

黒柳徹子「小さいときから考えてきたこと」新潮社 2001年11月20日
1400円税別 ISBN4-10-355004-X

※「子どもは小さいほど、一番大切で、必要なものを持っているものだと、私は信じている・・・」(本文より)

立松和平「一人旅は人生みたいだ」アーツ アンド クラフツ 2001年10月10日
1800円税別 ISBN4-901592-01-7

※「実りへの流れ」など、米作り、自然、環境に関するエッセイを数多く集めてある一冊です。

内橋克人「不安社会を生きる」文藝春秋 2000年4月30日
1238円税別 ISBN4-16-355950-7
 
※日本経済の”失われた10年”についての検証。独自の物差しを持って生きることの大切さ。

内橋克人「浪費なき成長〜新しい経済の起点」光文社 2000年2月5日
1200円税別 ISBN4-334-97247-0


2002.2.21.

塚本潔「トヨタとホンダ」(光文社新書016)光文社 2001年12月20日
700円税別 ISBN4-334-03116-1

※製造や販売の現場、米国・欧州現地工場などへの取材を通して、両社の「強さ」と「弱さ」を分析

糸井重里「インターネット的」(PHP新書161)PHP研究所 2001年7月27日
660円税別 ISBN4-569-61614-3

※「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトを育てる中から見えてきた、これからの「インターネット的」仕事や生活、そして
「インターネット的」なものがもつ可能性と豊かさ・・・・糸井さん曰く「インターネットというものに触れることによって、
ぼくが知った「インターネット的」なもろもろは、ぼくが若いときにはあきらめていたような夢を、もう一度拾いあげて
くれたように思います・・・・」 


2002.2.10.

白鳥敬「単位と記号 雑学事典」日本実業出版社 2001年5月1日
1300円税別 ISBN4-534-03227-7

※序章 国際単位系(SI)とは何なのか、第1章 数と量を表す記号と単位、第2章 科学技術の記号と単位をはじめとして、交通運輸・生活とビジネス・音と形象(ヒエログリフからモールス信号まで)・古代の記号と単位・デジタル技術・分類の記号と単位など、内容が実に豊富でおもしろいものばかりです!「とっておきの話」満載(^^)


2002.2.7.

中村修二講演会「どこまでも夢を追え」協和発酵 2002年1月20日
非売品

※高輝度青色発光ダイオードを発明した中村修二さん(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授・工学博士)の講演会(朝日新聞ヤングセッション 2001年9月15日・東京都千代田区九段にある九段会館ホールで高校生を対象に開催)の内容をまとめたものです。
 日亜化学工業(株)に勤務当時、高輝度青色発光ダイオードの材料として、多くの研究者がセレン化亜鉛を研究対象とする中で、不可能とされていた窒化ガリウムに注目し、結晶成長装置を自ら開発して取り組んでいった経緯や、独創的な発明に関する会社と技術者の関係について、さらに人生についての痛快なアドバイス。

おもな内容
・青色と緑色の発光ダイオードがなぜ重要なのか
  ※赤青緑で光の三原色・・・・フルカラーディスプレイが実現
・発光ダイオードは交通信号をはじめ、すべての照明を変える
・高校の入学式で「大学入試のための高校だ」と校長先生は挨拶した
・暗記が大の苦手な私は、どんなに頑張ってもいい成績をとれなかった
・丸暗記で覚えたことは試験が終わればすぐに忘れる
・名もない田舎の中小企業に就職したことが結果としてはよかった
・上司にハイハイとしたがっていたら、青色発光ダイオードはできなかった
・大学入試があるから日本の若者は夢を追いつづけられない
・アメリカの大学は教授にも解けないような難しい問題を宿題に出す
・成功する人は、自分の好きなことを見つけて、それを一所懸命にやっている
・本に書いてあることをいくら覚えても、新しいことなんかできない

 

刈谷剛彦「学歴社会という神話〜戦後教育を読み解く」(NHK人間講座 2001年12月〜2002年1月期 テキスト)
日本放送出版協会 560円税別 ISBN4-14-189059-6

※NHK人間講座のテキスト。戦後教育をめぐる論点を検証し、改革のための提案を行います。下記の2冊を参照。

刈谷剛彦「教育改革の幻想」(ちくま新書329)2002年1月20日
700円税別 ISBN4-480-05929-6

※これまでの一連の教育改革について、その前提となる実態把握の問題点を指摘するとともに、教育の実相をとらえ直して、その軌道修正と新たな取り組みを提言しています。

刈谷剛彦「大衆教育社会のゆくえ」(中公新書)1995年
※初等中等教育における階層格差の再生産について豊富なデータから、その実態を解き明かし、教育の果たす役割について指摘します。

鶴見俊輔「大切にしたいものは何? 鶴見俊輔と中学生たち」(みんなで考えよう 1)2002年1月10日
1400円税別 ISBN4-7949-2651-0

※damn interesting. do it again.(^^)

大江健三郎・大江ゆかり「「自分の木」の下で」朝日新聞社 2001年7月1日
1200円 ISBN4-02-257639-1

※どうして生きてきたのですか?どんな人になりたかったの?子どもには、取り返しのつかないことはない・・・ある中学校での授業

池田加代子 再話 C.ダグラス・ラミス対訳「世界がもし100人の村だったら If the world were a village of 100 people」
マガジンハウス 2001年12月11日 838円税別 ISBN4-8387-1361-4

※世界中をかけめぐった電子メール、たくさんの人たちのメール転送によってできあがったメッセージ。(私のところにも・・・)
すべての富のうち6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。
74人が39%を、20人がたったの2%を分けあっています。
すべてのエネルギーのうち20人が80%を使い、80人が20%を分けあっています。
75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります。
でも、あとの25人はそうではありません。

佐巻健男「「理数力」崩壊〜日本人の学力はどこまで落ちるのか」日本実業出版社 2001年7月20日
1400円税別 ISBN4-534-03261-7

※第3章に
「技術科に見る「ものづくり」教育の問題点」
が論じられています。

小山慶太「漱石とあたたかな科学」(文豪のサイエンス・アイ 講談社学術文庫」1324)1998年4月10日
800円税別 ISBN4-06-159324-2

※小山慶太さんの科学史に関する読み物は実に楽しくわくわくします。
夏目漱石の科学好きを解き明かします。「吾輩は猫である」にも寺田寅彦がモデルの先生が出てきましたよね(^^)

角山栄「「生活史」の発見〜フィールドワークで見る世界」中央公論新社 2001年9月25日
1800円税別 ISBN4-12-003185

※角山栄氏とは学生時代にイギリス産業革命について調べているときに著書と出会ってからです。「モノ」を糸口にグローバル・ヒストリーを編み出した経済史家が、その半生、方法、学問の醍醐味を軽妙に語ります。

渡辺正雄「科学史事始」南窓社 2000年1月31日
2500円税別 ISBN4-8165-0262-9

※渡辺正雄氏が50余年間の「科学史」研究と教育をふり返ります。
角山氏と同じく、学生時代に本格的に?科学史・技術史を勉強し始めたときからずっと渡辺正雄氏の文献にはお世話になってきました。
科学史・技術史教育の先駆けとなった「HOSC」(History of Science Cases)は、具体的な教材として今日でも決してその価値は失われてはいないと思います。

広瀬隆「アメリカの巨大軍事産業」(集英社新書0087A)集英社2001年4月22日
800円税別 ISBN4-08-720087

※民族紛争の名の下に、戦争・紛争がもたらす莫大な利益を巡って繰り広げられる熾烈なビジネスを解析しています。

岸田能和「ものづくりのヒント〜商品開発のネタが身近にこんなにもある!」かんき出版 2001年6月25日
1400円 ISBN4-7612-5940-x

※モノの向こうには個性たっぷりの人たちがいました!
商品を生み出す逆転の発想、デザイン開発の現場から伝わってくるモノ作りの発想。

久野治義「設計者心得帖」日刊工業新聞社 1996年8月30日
1500円 ISBN4-526-03895-4

※ものづくりにおける設計の過程がよくわかります。

木質科学研究所「木材なんでも小事典〜秘密に迫る新知識76」(ブルーバックスB-1350)講談社 2001年11月20日
1140円税別 ISBN4-06-257350-4

※人類の未来を救う唯一の可能性を秘める木材。生体材料としての木材の秘密・文化・歴史、そして最先端利用技術が解説されています。

たなかじゅん「ナッちゃん 1」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2000年1月12日
505円税別 ISBN4-08-859106-2
たなかじゅん「ナッちゃん 2」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2000年10月9日
505円税別 ISBN4-08-859148-8
たなかじゅん「ナッちゃん 3」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2001年4月9日
505円税別 ISBN4-08-859175-5
たなかじゅん「ナッちゃん 4」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2001年10月9日
505円税別 ISBN4-08-859226-3
たなかじゅん「ナッちゃん 5」(ジャンプ・コミックス デラックス)集英社 2002年1月10日
505円税別 ISBN4-08-859263-8

※某大学教育学部技術科の講義でも取り上げられたり、工業高校の機械の授業に使われたり、学校図書館にも置かれているという、技術教育の分野では知る人ぞ知るという有名なコミック本。
父親の急死でOLを辞めて鉄工所を継ぐことになった「ナッちゃん」(女性)。
作者の「たなかじゅん」さんのコメントもいいです!
「日本は経済大国と言われてきましたが、経済は決して一流ではなかったということが最近暴露されてきました。実は日本は経済大国なんかではなく、本当はモノづくり大国だったのです。・・・・日本人のモノづくりにかける情熱は世界に類を見ないものなのです。鉄工所はそんなモノづくりの現場・・・・」

長崎快宏「一人旅よくばりヨーロッパ〜ケチケチ旅行王のとっておき情報と泣き笑い体験」(王様文庫)三笠書房
2000年1月20日 495円税別 ISBN4-8379-6010-3

※当然、ヨーロッパの「もの」情報もたくさん紹介されています。

「オート・メンテナンス Vol.01」(創刊号) ネコ・パブリッシング 2001年12月24日
933円税別 ISBN4-87366-784-4

※隔月刊の雑誌です。
編集長・池田均さんの巻頭語がいいですね〜(おもしろ分解博物館・館長(^^))
抜粋して紹介いたします。

子供はなんでも分解する。

蓋を開けてみると、ねじを外してみると
「はーん、こうなっていたのか・・・」
と思うこともあり
「いや、これは手に負えないぞ」
とあせることもある。
知らない機械を分解するとき、僕はいつも子供の頃を思い出す。
トランジスターラジオ、鉛筆削り、目覚まし時計、空気入れ、自転車、ドアノブ、もちろんおもちゃの数々。
機械の中には、まだ見ぬワンダーランドが広がっていて、
好奇心を抑えられない僕はドライバーを片手に冒険の旅に出る。
分解した機械が元に戻る保証のないスリリングな気分は、
近所の川をどこまでも遡って行ったり、
自転車に乗って線路伝いに隣の駅まで行ってみるのに匹敵する大冒険であり、
そしてちょっとだけ叱られそうな、うしろめたい遊びであった。

そうしてオートバイやクルマまでいじるようになる頃には、
知らず知らずの間に
機械は技術者たちの長年の知恵の集積であり、
その中身がどうなっているかを知ることは、
設計した人の考え方の道筋を辿ることだと学んだ。


機械はエンターテイメントだ。

機械にはそれだけの魅力がある。
子供の頃と違うのは、
冒険の秘密がちりばめられた地図があること。

2001.11.18.

佐藤学「学力を問い直す〜学びのカリキュラムへ」
(岩波ブックレットNo.548)岩波書店 2001年10月19日
440円税別 ISBN4-00-009248-0
※学力をめぐる議論から学びの実践へ
1.混乱する学力問題
2.学力の実態〜何が問題か
3.危機の背景〜「学力神話」の崩壊
4.「基礎学力」の復古主義をどう克服するか
5.習熟度別指導、少人数指導は有効か
6.子どもの「学び」を支えるために

小関智弘「仕事が人をつくる」
(岩波新書750)岩波書店 2001年9月20日
680円税別 ISBN4-00-430750-3
※・・・ずっと町工場のことを書いてきた。しかし技術や技能のことよりは、そういう技術や技能を、どんな人が身につけて、どんなふうにものを作るのか、ということにわたしは強い関心を抱いてきた。・・・・(本文より)

山田英夫「デファクト・スタンダードの経営戦略〜規格競争でどう利益を上げるか」
(中公新書1493)中央公論新社 1999年9月25日
660円税別 ISBN4-12-101493-6
※ソニーの規格競争の歴史を詳細に分析

ヘンリー・ペトロスキー(中島秀人・綾野博之 訳)「橋はなぜ落ちたのか〜設計の失敗学」
(朝日選書686)朝日新聞社 2001年10月25日
1300円税別 ISBN4-02-259786-0
※設計にひそむ落とし穴を橋梁設計の実例を通して分析
1.ヒューマン・エラー、歴史的なケース・スタディー
2.概念設計のミス〜パコニウスとアポロン像の台座の場合
3.規模の限界〜ウィトルウィウスの錐とガリレオの骨の場合
4.設計の改悪〜ガリレオと大理石の円柱の場合
5.論理的なミス〜ガリレオが確証してしまった誤った仮説
6.成功につながるミス〜ディー橋の設計と崩壊の場合
7.視野狭窄〜ブリタニア橋の場合
8.技術的判断の源泉としての失敗〜規範的設計者ジョン・ローブリング
9.歴史の選択的利用〜タコマ海峡橋設計前後
10.史上に残る橋の崩落と未来の設計への警告
11.技術史の妥当性

瀬戸村勝利「ここからはじめるプログラミング」
(入門ビジュアル・コンピューティング)日本実業出版社 2000年10月20日
1500円税別 ISBN4-534-03146-7
※プログラミングという世界特有の考え方やしくみをわかりやすく解説しています。おすすめ!

「21世紀 最新テクノロジー 解体新書」(eX'Mook72)日刊工業新聞社 2001年4月20日
1600円税別 ISBN4-526-04559-4

※身近な技術のしくみと原理、日本の最先端技術研究(材料・エネルギー、機械、エレクトロニクス・・・)

最新テクノロジー 解体新書 Vol.1」(eX'Mook73)日刊工業新聞社 2001年7月20日
1600円税別 ISBN4-526-04560-8

「最新テクノロジー 解体新書 Vol.2」(eX'Mook73)日刊工業新聞社 2001年10月20日
1600円税別 ISBN4-526-04560-8

「最新テクノロジー 解体新書 Vol.3」(eX'Mook74)日刊工業新聞社 2002年1月20日
1600円税別 ISBN4-526-04560-8

※※おなじみ日刊工業新聞社の解体新書シリーズ!
身近なハイテク製品徹底解剖、循環型社会を実現するテクノロジー、技術展示館に行こう!、
モノづくりを支える縁の下の技術・・・・さまざまな加工技術が分類されてわかりやすく解説されています!

松尾政弘「スターリングエンジン 製作マニュアル」
誠文堂新光社 2001年9月26日
1800円税別 ISBN4-416-30115-4
※松尾政弘・埼玉大学教育学部技術科教育学科教授は、「スターリング・テクノ・ラリー」実行委員会運営幹事長!

森島啓子「野生イネへの旅」
(ポピュラー・サイエンス237)裳華房 2001年9月20日
1500円税別 ISBN4-7853-8737-8

横尾政雄「米のはなし I」
技報堂出版 1989年4月25日
1500円税別 ISBN4-7655-4355-2
※米のルーツなど・・・イネの品種と栽培技術などについて
「米のはなし II」も既刊

高橋素子 著(篠原温 監修)「