このハンドドリルは、森先生が中学校への入学祝いとして母親にねだって２円９０銭で買ってもらい、以来６０年以上にわたりロボット工学研究を影で支えたという逸品！終戦当時、進駐軍に没収されないよう、当時の森少年が地中に埋めて隠したという逸話が残る“日本一有名？”なハンドドリルであります。
※ 森先生の著作物や、中学教育９７年５月号の巻頭にもそのハンドトリルにまつわるエピソードが記されている
2003年夏に八戸市で行われた国際Jrロボコンの際に、何とこのハンドドリルを銘入りで森先生から謹呈していただいたのです。
八戸の国際Ｊｒロボコン製作会場で謹呈！ これがその”日本一有名なハンドドリル”
森先生の銘が入っています。１９３９〜がすごい。ハンドルにも使い込んだ跡が・・・
さてこの伝説のハンドドリルを収納する超立派な陳列ケースが完成しました！
お正月に、私の前任校の八戸三中時代に担任した非常に優秀な女生徒の保護者が額装店を八戸三中のすぐそばで経営しており、ハンドドリルの経緯、生業・・・・・・・等を説明して損得度外視で作っていただきました。もちろん私の生徒であり、八戸三中の保護者ですので森先生を御夫婦でよくご存じで・・・・・・・・・・。
気合の入った、ケヤキの１枚物の台座に、ハンドドリルのホルダー、５ミリ厚の手作りのアクリルカバーの取り合わせです。約１カ半かけて材料の捜索＆吟味を経て、完成と相成りました。
ケヤキの台に鎮座した”日本一有名なハンドドリル”
我が家の家宝としてだけでなく、今後、様々な機会を通じて森先生のもの作りの業績、功績、ロボコンへの造詣をこのハンドトリルを通じて伝えていくつもりです。
