超簡単「ザリガニロボコン」改良版

更新日:2001年7月17日


  

 ロボコンはしたいけど時間はない、そんな時にお薦めなのが、このザリガニロボコンです。ギジュツ・ドット・コムには、ザリガニロボットに関する情報が既にあります。

  ザリガニロボットにはいくつか弱点があります。モーターの軸をじかに地面につけて動くために、平らなところでしか動きません。また、細かくコントロールすることもとても難しいものです、そこで、試合場を整備しました。90cm×90cmのベニヤ板のまわりに木材を打ち付けて簡単にコートをつくってみました。角をゴールにしてみました。ボールは大きめのマグネットを使いました。用意した試合場は4面、試合時間は3分、相手がゴールしたマグネットを、取り出してゴールするマシンまであらわれました。

  

 コントローラーも木材の横に、ホッとボンドでスイッチを取り付けただけの超簡単なものです。配線はちょっと面倒ですけど、1時間もあればできます。全員で一斉にと考えていたのですが、すぐに動き出すマシンもあれば、すぐに壊れて修理しなければならないマシンも出てきます。4人集まった時点でトーナメントで直ぐに試合ができるようにしました。

               

 すごく単純であることと、紙(板目紙)や木材を利用したことで、マシンの形は試合を重ねるごとにどんどん変形していきました。そしてどんどん性能も向上していったのにはとてもビックリしました。たかが紙でつくったおもちゃ・・・と思っていたのですが、工夫しながらつくりあげていくおもしろさがあって、生徒達はけっこうはまって改造にあけくれていました。こちらにザリガニロボコンの様子のビデオをのせておきます。ちょっと時間がかかりますが、ぜひみてみてください。

 ザリガニロボコンの様子ビデオ(リアルビデオ使用)

リアルビデオを再生するにはリアル・プレーヤーが必要です。※realplayerG2のない方はこちら(無料で使用できます) 

時間のない中での実践でしたが、6時間程度で十分に実践が可能です。


茨城県北相馬郡藤代町立藤代中学校 川俣 純

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