「ものつくり」導入に使えるフォトスタンド

2002年9月15日更新



●概要
 「ものつくり」の設計に入る前に、木材・金属・プラスチックの加工法を押さえるための
 簡単な題材はないかと思い、考えてみました。
 製作時間は説明を加えて、約8時間です。少し時間を取りますが、生徒には割に好評
 で、板金・プラスチックの利用方法も整合性があると思うのですが、いかがでしょうか。
 少々加工に失敗してもあまり目立たないのも、導入作品としてはよかった点です。

●材料と扱える加工
材質 大きさ 扱える加工
杉荒材 330×150×13(1枚) ・けがき
・切断(縦・横引き)
・ベルトサンダーによる曲面加工
・こば,こぐち処理
・接合
亜鉛鉄板 130×110(1枚) ・けがき
・切断
・穴あけ
・折り曲げ,折り返し
・接合
塩ビ板 透明:120×170×0.5(1枚)
白:120×170×0.5(1枚)
蛍光:120×30×1(2枚)
・穴あけ
・折り曲げ
・接合

 ※一人分業者納入で約360円です。
  ※写真を挟む塩ビ板を押さえる部品は、プラスチックの折り曲げを扱いたかったので
   蛍光塩ビ板を用いましたが、最初の試作ではアルミ板を用いていました。
  

●図面
 【木製部】


【板金部】



広島県広島市立高取北中学校 荻野哲也

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