塩ビ融合題材について

2002/10/04


 実は昨年、ひょんなことから木材と樹脂を融合させる題材から、想像を超える満足感を味わい、これは学校に公表してその感動を伝える必要性を感じました。
 従来はどちらかと言えば木目の美しい栓が、木材加工の素材として多く使われておりました。それが指導要領の改定で小学校から工芸製作が抜けてからは、特にこどもさんの実技能力が低下して、釘打ちや鋸引きもむずかしい場面が出てきました。あとは時間短縮で十分な補習が出来ないという現場の状況でした。そこで堅木の栓に変えて桐をお勧めして問題解決を計りました。それを打開したのがスモーク・ブラウンの塩ビ樹脂だったのです。木材と樹脂の融合はその単純な満足感を契機に、新たな創造意欲を掻き立て、新たな試みに拍車をかけました。

  

 


  ただ残念なのは木肌がおとなしく見栄えが劣りまし折角、授業で製作する題材です。学習効果に加えて完成度や機能性、実用性が不可されれば、授業の後も日常生活に役立ち、生活に潤いもでますし、努力した過程は貴重な成果として満足感と愛着を生み、ものつくりの楽しさと充実感が、次の活力と意欲を誘発してくれると期待しています。
  そのような期待を込めて、従来にはなかったもの、経験のないの、身近ではなかったもの、などの様々の知識や体験を通し、広く浅く実社会との結びつきを意識できるような題材を工夫しております。
  今年の提案は樹脂と木材の融合、樹脂の折り曲げ、樹脂の接合、樹脂の切削、樹脂の利点(なぜ樹脂なのか、素材選択の理由)を考えた上で活用する学習でした。使用した樹脂は発泡塩ビ板で高密度気泡樹脂です。鉋がけ、鋸 引き、研摩加工が木材と同じように行えます。それが利点です。 ただし単価は立米で木材の7倍強になります。材料単価なども合わせて学習すると学習効果は高いはずです。
 提案型教材販売が手前の「売り」でございます。名立たる教材メーカーさまとは商売仇といいますか、宿命のライバルという大袈裟なものではなくて、木材産地の利点を生かし良品の廉価販売を心掛けております。技術、美術ではオリジナルの納入占有率が90%を超えて、ますます盛り上がり充実して楽しく商 いに精を出しております。
  チマチマ、チョロチョロ仕事が性にあっており、マイナーな展で満足しております。ですから今後も商品としての紹介は不能ですが、素材活用を通して新たな試みなどに、成果が出た
場合は包み隠さずご報告の機会をいただきますように、どうぞ よろしくお願い申し上げます。


投稿者:北海道 ホーリン教育材料販売 田中秀幸

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