ストレッチ効果
〜目で見る電磁力〜

1999/08/13更新


 「ストレッチ効果」とは、下図のように、2つ折りにした導線に大きな電流を流すと、電磁力によって導線の間隔が広がる現象をいいます。
 ここでは、0.5mmのエナメル線50cmを2つ折りして使っています。線がつながっているのは、「瞬間的に大電流を流す電源装置」です。

   

 左図が電流を流す前、右図が電流を流したあとです。線は、しばらくの間、振動を続けています。


 平行導線に電流を流すと、(電流の方向が互いに逆の場合)下図のような磁界が生じ、この磁界と電流によって、フレミング左手則に従う電磁力が生じます。この力は導線を互いに離そうとする向きに生じます。

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投稿者:おぎのかずとし(京都市立洛陽工業高校定時制)

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