2003/04/01更新
作者からのメッセージ
G-Soft 技術教育ソフト開発プロジェクト http://www.gijyutu.com/g-soft/

立体グリグリは、G-Softのソフト開発プロジェクトの1つです。G-Softは技術教育に関わるソフト開発を目的とする集団です。オートマ君や見てネットなど開発したソフトはフリーソフトとして公開されています。上のURLをぜひクリックしてみてください。私たちがこれまでに開発したソフトが紹介されています。G-Softでは技術教育に関わるソフト開発メンバーを常時募集しています。
そして、G-Softの母体となったのが、ギジュツ・ドット・コムと技術教育メーリングリストです。G-Softはその一部といっていいでしょう。ぜひいっしょに活動しませんか。みなさんのの参加を首を長くしてお待ちしています。 http://www.gijyutu.com
作者からのメッセージ
工業高校での製図学習において、生徒がつまづき苦しむことの多い学習要素に、正面図、平面図、側面図から等角図を描くこと、等角図から正面図、平面図、側面図を描くこと、があげられます。この力無くしては、正確な図面の描画、正確な部品の作成は非常に難しいことです。この能力は機械系学科に所属する生徒にとって、一番の特徴的な専門分野で、万国共通の言語とさえ言えます。この力を生徒に養成するために、苦心していたところ、川俣氏のソフトウエア「立体グリグリ」に出会いました。求めていたものをついに発見したというインスピレーションを感じ、使用してみたところ、そのすばらしさにほれ込みました。時をおかず川俣氏に2、3の追加機能を相談したところ、そのソースを快く公開してくださり、そのソフトの共同製作を認めていただけました。
しかし、無事DOS版の公開を終えるた頃には世間はWindows一色。せっかくのソフトが活用されにくい状況になっていました。そこでWindowsへ立体グリグリを移植。Windowsならではの機能を加えつつ、中高生向けの教材として利用しやすいものになるように努めてきました。まだまだ機能、操作性においてオリジナル版に至らないところが多く、バグがたくさんあると思います。皆様のご指導をいただきさらによい教材として仕上げていきたいと思っております。たくさんの方々にご利用いただき、ご指導ご鞭撻を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
平田 敦 hirata-atsushi@sekko-th.ymg.ed.jp
(山口県立下関工業高等学校材料技術科)
製図学習、特に正投影図の学習は、これまで難しいということで遠ざけられてきたように思えます。しかし、立体グリグリを使って授業をしてみると、決してそんなことはないことがよく分かります。生徒達が仮想空間に創り出す立体の数々は、開発した私たちも思いもしなかったほどの高度なものばかりです。既に立体グリグリを公開して7年がたちましたが、毎年のように生徒達が作り上げる立体は高度かつ精巧なものになってきています。開発者がいうことではないかもしれませんが、予定された授業時間が終わってももっとやらせてほしいという生徒達を見ていると、立体グリグリが切り開いた、空間的思考の世界は、これからの技術教育(製図教育)の可能性を雄弁に物語っているように思えます。
立体グリグリはNEC98シリーズのDOS版として1996年に私が開発しました。その後は平田さんの絶え間ない努力の結果、立体グリグリはWindows版に生まれ変わり、数多くの機能が盛り込まれ、より使いやすく洗練されたアプリケーションに成長しました。2003年4月のVersion3.3へのバージョンUPでは、外見こそ大きく変わらないものの、将来のバージョンUPをにらんで、そのソースコードは大きく変貌をとげています。
私たちは、これから共同開発に一緒に取り組んでくれるメンバーを募集しています。こんな機能がほしい・・・こんなことができるのではないか・・・と思った貴方!ぜひg-softのホームページを覗いてみてください。貴方のメールを待っています。
川俣 純 kawamata@gijyutu.com
(茨城県北相馬郡藤代中学校技術科)
謝辞
- MIDIファイル バージョン情報を開くと鳴る音楽は、http://www.planet.ne.jp/hiro/ のひろさんのホームページからいただきました。いいフリー素材の宝庫だと思います。
- 256キャラクタの作成に D-Pixed2.08 Copyright(C) DOIchan!(土井 淳) 1996-1997を使用しました。フリーなのにすごい機能です。タブレットに対応していて水彩っぽい味を出すこともぼかしをかけることも! ほんとに感謝してます!これがあれば市販のソフトなんていりません。
- アイコン制作に(株)インプレス社のBICeditを使用しました。本の付録(Windows95VisualBasicビジュアルプログラミング実践テクニック 藤田 伸二著)ですが、役に立ちました。とくにアイコンだけでなくて小さなビットマップエディタでもあるので型変換に重宝しました!
- ヘルプの作成に、ヘルプマシン Version2.02.436を使わせていただきまいた。ヘルプの作成が劇的に簡単になり、しっかりとしたヘルプを添えることができました。しかもフリーです。ありがとうございました。
※このほかにも、様々なツールを便利に使わせていただきました。ありがとうございました。
開発履歴
★DOS版の開発履歴
- 1996/04/05 Version 1.0A 公開 (nifty FCAI / pcvan STS)
- 1996/04/14 Version 1.0B バグ修正
・図形入力時に、リターンキーやshift+リターンキー操作で線数のデータが増減してしまうバグを修正
・リターンキーを押すと消したはずの図形が表れてしまうバグを修正
・スペースキーでの回転時の表示のちらつきをなくした。
- 1996/04/21 Version 1.0C 公開 (nifty FCAI,FGALAP / pcvan STS)
・作図時に赤のグラフィックスが残ってしまうバグを修正
- 1996/06/21 川俣と平田の共同開発開始
- 1996/07/06 Version 1.0D バグ修正
・shift+retで一つ前に引いた線が消えてしまうバグを修正
- 1996/07/07 Version 1.1A 公開 (nifty FCAI,FGALAP,FKYOIKUS /pcvan STS)
・ 立体の大きさや、ポイントの移動の単位、ウエイト等のオプションを追加した。これによって、20mm単位で100mmまでしか動かなかったものが自在にデータの大きさや移動量などを設定変更できるようになった。
・作図中にでBSキーを押すことで、一つ前に引いた線を削除して元に戻ることができるようにした。
・作図でポイントの位置が分からなくなった時、Oキーを押すことで、原点に戻ることができるようにした。
・作図モードに入ったあとスペースキーを押すことで立体を回転させながらの立体の作図を可能にした。
・立体データの値が表示の値と違っていたものを、表示の値にあわせた。従って、Version1.0A〜1.0Dの立体データをそのまま用いることができなくなった。
- 1996/08/29 Version 2.0A 公開 (nifty FGALAP)
・このバージョンから名称を立体グリグリPLUS! とする。
・R描画が可能となる。
・カーソル位置を示す位置ベクトルを表示できるようになった。
- 1996/08/30 Version 2.0B 公開 (nifty FGALAP,FCAI,FKYOIKUS / pcvan STS)
・場合によってデータファイルを読み込めないバグを修正。
- 1996/09/14 Version 2.0D 公開 (nifty FGALAP,FCAI,FKYOIKUS / pcvan STS)
・R描画ルーチンのバグを修正。
- 1997/03/01 Version 2.1A 公開
・第三角法による正投影図の表示が可能になりました。(隠れ線も実線で表示されるので注意)
・メニュー画面を追加
・ 全ての機能について別々に無能化が可能になりました。(例えば、保存のできない立体グリグリや、作図のできない立体グリグリが簡単に実現できます。)
・ 円弧の作図操作を見直しました。(Rキーを押してからのキーの操作数を減らした。ビープ音をプラス)
・ 立体データの削除が可能になりました。(shift+f・10)
・XYZ軸の表示を作図と同時に表示されるようにした。
★Windows版の開発履歴
- 1997/04/01 Windows版開発開始
- 1998/02/17 Version 3.0 β1版公開
- 1998/03/22 Version 3.0 β2公開
- 1998/04/20 Version 3.0 正式版公開
- 1998/07/12 Version 3.1 公開
・オプションの設定データをレジストリに保存し、次回起動時にその設定で起動するようにした。
・カラーまたはモノクロでデータをクリップボードにコピーできるようにした。これによって他のワープロなどを用いて立体グリグリのデータを印刷編集可能になった。
・その他v3.0のバグを解消した。
- 2000/07/30 Version 3.2 公開
・NEWボタンをクリックした後に動作がおかしくなるバグを解消。
・データの読み出し時にプリビューが見られるようにした。
・ヘルプファイルの修正と実践レポートの収録
- 2003/04/01 Version 3.3 公開
・Visual Studio Installer 1.1を使用
・データフォルダのサムネイル表示、読み出しを可能にした。
・ぱらぱらアニメーションの実現(1回転36枚の連続BMPファイルを生成できるようにした。)
・印刷機能の実装
・操作の難易度のレベルを3段階から5段階にした。詳細設定のオプションの廃止
・詳細入力モードの実装(座標を指定して描くことができるようになった。)
・データの保存場所の固定オプションの仕様変更
・エクスプローラーやマイコンピュータ上で、拡張子griのファイルをダブルクリックすると、立体グリグリが起動してそのデータを読み込むようにした。
・htmlヘルプの採用