リンク接合部・軸・軸受け



(1)リンクの接合材料
 @プラピン(山崎教育機材)
価格:26個セット 150円
用途:万能フレーム同士を接合するのに最適で、脱着が簡単で位置の調整が何度でもできます。また、接合部がゆるみません。
 Aその他
  針金、ビス、ジャンパー線、ピアノ線、竹ひご等があり、ナット、ゴムチューブなどで固定することもできます。
  
(2)軸材料
直径3mmの6角棒や丸棒の金属材料が有効です。棒の長さについては、変形を防ぐために長さが10cmに規定してあります。但し、少々変形しても長いシャフトが必要な場合には、30cmの真鍮棒などを利用させます。また、金属材料の他にも竹ひごやアクリル棒なども利用できます。

(3)軸受材料
 @自在軸受(山崎教育機材)
価格:250円
用途:一般的にタイヤを取り付けたシャフトを車台に固定する場合、下図のようになります。自在軸受を使用すると、右下図のように長いシャフトが不要になり経済的です。また、大きな作品も製作できます。

 Aその他の軸受材料
  特殊万能金具、針金、木材、プラ板等

下の図は、軸受に特殊万能金具を利用 し、軸に長さ30cmで直径3mmの真鍮を使用しています。

アドバイス
 ここでは、丸棒の固定の仕方について説明します。

・丸棒に金工やすりを用いて平らな部分を作り、センタポンチでネジの締め付け部の吸い込み口を作ります。
・3mmの棒に穴をあける場合、Vブロックを使用してセンタポンチで印を付け、1mmのドリルで穴を開けます。穴開け時には、必ず潤滑油を使用します。
・丸棒に負荷がかかりすぎないように工夫することが大切です。

技術室には金属にきれいに穴をあけるための工具や機械類などがたくさんあるよ。先生に尋ねてみてね!