Googleブック和解

Googleブック和解に関するお知らせが出版社から届く。アメリカでの和解案がベルヌ条約により,日本にも影響するという話はもちろん知っていたが,自分の所にもすぐに関係してきてビックリ。この和解案に出版社が参加することが最善の策と考えた結果だ。私の関係の書籍も既にデジタル化されていた。話のネタと教材に使うことにする。知財学習を考える上でもいいトピックだ。
言うまでもなく利便性と権利保護のバランスは難しいところ。岡本薫氏も指摘するように,全員が満足の状態はない。しかし,この流れは和解がまとまったことで今後ますます加速されるだろう。

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カテゴリー: 知財 — matsukun 6:41:53  コメント (0)

熊本での知財研修会

先月,旭川高専で実施した知財報告書コンテストの研修会を今週末に熊本で開催。詳細はこちら。すでに熊本市内の技術の先生方や熊本大学の学生さん達でかなりの人数になっているようです。近隣の方でご都合つく方は急ぎ申し込みを。
旭川に続き,遠山先生,上野先生と私の3人タッグで構成。熊本の熱い先生方とお会いできるのが楽しみ。

『今日から使える!アイデア表現力の指導術』

2009年10月31日(土)17: 00~19: 00 
会 場
熊本大学(黒髪北地区) 教育学部東棟1F 170教室(予定)
参加費:無料
(1)「技術科におけるアイデア表現とは何か」
信州大学 村松 浩幸 氏
(2)「特許のプロが伝えるアイデア表現法」
弁理士 遠山 勉 氏
(3)「演習:今日から使えるアイデア表現!」
※実際に生徒の製作品をもとにアイデア表現法をワークショップ形式で学びます。
(4)「新学習指導要領における“知的財産教育”について」
文部科学省 上野 耕史 氏


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カテゴリー: 知財 — matsukun 18:48:03  コメント (0)

関ブロ技術・家庭科研究大会

関東甲信越の技術・家庭科研究大会の情報とコンピュータの分科会に参加。川俣さんや山口先生らが実践を重ねてきた成果がベースにある研究提案。
「互いの知的財産を尊重・活用しあうICTの授業の在り方」をテーマに製作品の広告作成の場面だった。こうした形で知財が研究提案化されるのはうれしいことだ。今まで知財と言えば著作権の尊重が定番だったところを,活用・共有という形で示してくれた。ここまでにするには先生方の苦労も多かったと思う。
前日の夕方,会場校を覗かせてもらったら,地区の先生方が集まって準備をされていた。様々な掲示物が目を引く。いくつかに分けて紹介したい。今日紹介するのは,アイディアの連鎖の実物展示。
お互いのアイディアを共有し,それを活用してさらに新しいアイディアを積み重ねていくのがコンセプト。元のアイデアから樹形図のように様々に発展していく。そのプロセスは製作品写真等で流れを視覚化してきたが,今回は実物の製作品そのものでアイディアが連鎖していく様子を展示してくれたのは面白い。旭川動物園の行動展示ではないが,アイディアの進化展示といったところ。製作品をただ並べただけでは分からないことだ。一風変わった展示を見入っている先生も多かった。コンセプトを感じ取ってくれたことを期待したい。

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カテゴリー: 知財 — matsukun 23:45:31  コメント (0)

ものづくり基盤技術振興基本法メモ

技術教育メーリングリストで,ものづくりの定義についての投稿があった。その返信の中で恩師である田中先生@学芸大がものづくり基盤技術振興基本法について紹介してくれた。技術教育にとって重要な法律なので,関係の皆さんはぜひ一読を。

ものづくり基盤技術振興基本法で教育関係箇所を引用。
(学習の振興等)
第十六条  国は、青少年をはじめ広く国民があらゆる機会を通じてものづくり基盤技術に対する関心と理解を深めるとともに、ものづくり基盤技術に関する能力を尊重する社会的気運が醸成されるよう、小学校、中学校等における技術に関する教育の充実をはじめとする学校教育及び社会教育におけるものづくり基盤技術に関する学習の振興、ものづくり基盤技術の重要性についての啓発並びにものづくり基盤技術に関する知識の普及に必要な施策を講ずるものとする。

ものづくり基盤技術振興基本法施行令はこちら

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カテゴリー: 技術教育 — matsukun 20:11:02  コメント (0)

Twitter設置

話題になっているTwitterに登録&Blogに設置。BlogのシステムであるWordpress用にtwitterプラグインを入れる。プラグインはMyTwitter for Wordpressを使って見た。管理画面で設定が可能になる。確かに手軽なツールだ。教育利用もいろいろあるようだ。一方で子ども達のプロフ利用のように情報モラルの問題としても取り上げられることも出てくるのだろう。敷居が低く,広がるのあるツールだけに今まで以上に瞬間的な判断力が必要になるかもしれない。



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カテゴリー: システム管理 — matsukun 7:26:40  コメント (0)

異文化交流

堀田研究室@玉川大を訪問し,研究相談をさせてもらう。有意義な議論と共に,示唆を多々いただくことができた。有り難いことだ。
こうした異なる視点からの意見は大変貴重。今いる教育学部も様々な領域の専門家が同居する多文化社会。もちろん時に”文明の衝突”が起きたりすることもあるが,様々な専門家,文化が混在する面白さとメリットは大きい。卒論の関係でも,このところ他講座の先生方にお世話になっている。環境教材関係で栄養学,環境配慮行動で実験心理学,モータで超伝導etc,各領域の知見や研究手法等,学生と共に自分自身も多々学ばせてもらっている。逆にこちらに様々な相談事が持ち込まれることも増えてきた。全体の発展のためにもこうした異文化交流や貿易は有用だろう。
次のステップは前任校でやっていたような学生間での研究レベルの交流を促す仕掛けを考えたいと思う。

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カテゴリー: 研究 — matsukun 9:48:05  コメント (0)

技術リテラシー関係のメモ

普通教育における技術教育の中での技術リテラシーとは「専門家の説明を理解する能力を基本として,その内容を租借して問題に対する自分の結論を導き出す能力,対象技術を評価する能力,また個人としては社会としてその技術を管理する能力」
文献は技術リテラシーと市民教育,EAJ Information N0.122,日本工学アカデミー,p7(2005)
書籍化されているのが「社会教養のための技術リテラシー」。著者の桜井氏が亡くなられてしまったのが残念。

技術リテラシーとは,要は技術について,一部の専門家だけに任せておかず,どのように使えばみんなが幸せになれるのか,どう使ってはまずいのかを市民にも判断できる力を持ってもらおう,ということだろう。もちろん,個人が製品やサービスを技術的視点から評価したり,選択できるといった内容も最初の段階として含まれている。

リテラシーに関わって科学まで含めた大きなプロジェクトが「21世紀の科学技術リテラシー像~科学技術の智~プロジェクト」。各部会,蒼々たるメンバー。

ベースになっているアメリカの技術リテラシーについては,「国際競争力を高めるアメリカの教育戦略」。


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カテゴリー: 技術教育 — matsukun 9:13:59  コメント (0)

マイナスの教材

技術科教材論の授業の中で,電気のパン焼き教材を紹介し,問題点について議論させた。理科実験でも紹介されることが多い教材だ。学生達から電極がむき出しになることで感電,ショートの危険性があることはすぐに出てきた。食品としての安全性の面からは,三重でお世話になった松岡先生によって論文化もされている。しかしさらに問題なのは,電極であるステンレス板自体が発熱するという誤概念を持つことだ。学生に聞いたところ,最初の学生もそう答えてくれれた(苦笑)。もちろん実際は,ホットケーキの素自体が抵抗体になって発熱しているのだけども。これを回避するのは結構な補足や説明が必要になる。パンを焼く実験だけでは,エネルギー変換を教えるならかえってマイナス教材になる。
技術の教材では,とかく生徒が興味を持つ教材,面白い教材が重視される。それはもちろん間違いではないが,面白さだけでは,時に落とし穴も生じてしまう。昔自分が実践した時,生徒達は実験で大盛り上がりしたが,その後のテスト解答を見て,この落とし穴に気がつき,後で補足授業をしたというのは苦い経験。



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カテゴリー: 未分類 — matsukun 22:44:55  コメント (0)

結晶実験4日目

結晶実験4日目の様子。一番大きい結晶は10mmほどに成長。下の息子は,水を早く蒸発させるために登校前に日当たりの良いところに出し,夕方は部屋に入れるなど世話?をしているようだ。ハマっている。

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カテゴリー: 未分類 — matsukun 21:22:30  コメント (0)

生物育成について

最近,学習指導要領改訂で必修になる生物育成について,相談を受けることが多い。そこでそれの相談でもよく話をさせていただく内容を紹介。後半の条間実験は,修論の際に千葉大学の大河内先生に教えていただいたものだ。実践自体は20年近く前のものだが(^^;

「生物育成」の学習内容を検討する際に,よく議論になるのが,理科と技術の「生物育成」の違いである。理科では,例えば,肥料の三要素とその働きなどの知識を整理し,科学的な見方や考え方を育成することが目標である。これに対し,技術では,品質や収量といった目的を明確にし,肥料の三要素などの知識を活用しながら,限られた条件の中で最適な計画を立て,育成していく中で,「技術を適切に評価し活用する能力と態度を育てる」ことが目標である。この技術の考え方は,「材料加工」の棚作り,「情報に関する技術の「ディジタル作品」,「生物育成」等において共通であり,どの題材であっても「ものづくり」の視点でとらえる必要がある。その際に大事なことは,栽培して終わりではなく,実習を通し「技術と社会や環境とのかかわり」,特に社会とのかかわりを押さえることである。生徒達にとって,栽培を単なる栽培体験で終わらせずに,栽培を通し,社会の中の栽培技術が見えるような学習を展開したい。ここに家庭菜園の延長ではなく,理科とも異なる技術の学習としての「生物育成」の重要なポイントがあると考えられる。

品質や収量を意識した「生物育成」の学習
品質や収量といった目的を設定し,そのために最適な計画・育成をする一つの例として,二十日大根の栽培を紹介する。300mm×400mmの大きさの箱の中で,株間は一定だが,1条~10条まで条数を変えて二十日大根を栽培し,箱全体の二十日大根の収穫量(収量)と1株の平均重量(品質)を調べてみたのが図1である。条数が増えるに従い箱全体の収量は増加していく。しかし,条間が段々密集してくるために,各株の品質は下がっていく。ここで収量と品質を考慮することで,例えば,一株がほどよい大きさで,全体の収量も比較的高い6条を選択するなど,目的に応じた最適な条間が決定される。これは「生産物の品質や収穫量の向上等」を目的として,技術を評価した一例である。

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カテゴリー: 未分類 — matsukun 21:17:43  コメント (0)