ロボットアイデアチャレンジの表彰式
特許庁主催・ロボットアイデアチャレンジの2008年度表彰式が東京で行われた。審査員として臨席したいところだったが,分野の先生が取りまとめをされている学会の研究会が本学で開催ということもあり,欠席。
今年は実際にロボットも展示され,生徒らが説明をしたり,生徒間の相互交流も企画されるなど良かったようだ。その様子は,弁理士の遠山先生のブログでも紹介されている。表彰式後の交流会では,遠山先生はじめ,ロボットデザイナーの園山さんなど,その道のプロの方と話ができるのも,生徒や先生方には素晴らしい学びとなるだろう。
参加された審査員の先生にお聞きすると,生徒によるロボット実機での説明が面白く,報告書からは読み取れなかった工夫点もよく分かったとのこと。これ自体はいいことだが,裏を返すと,入賞した報告書であっても,そのアイデアの良さがまだ十分伝えきれていないということだ。報告書の表現法はもっと改善できるのではないかという話になった。同時に,そもそもこうした学習や指導を行っていない技術の先生方が多いことも今後の課題。効果的な指導法と同時に,敷居を下げて,より多くの先生方に取り組んでもらえるような仕掛けも課題である。国語等,他教科との連携も大いに検討の余地がある。来年ももう一段広げたいものだ。
教材情報更新
年度末,どこも一緒だと思うけど,残務山積み・・・。頑張らねば。このところ面白い実践参観も報告しないと。
取り急ぎギジュツドットコムでの教材更新。
京都の荻野先生から2件の投稿,
・はく検電器の製作
・フランクリン・モーター(静電気モーター)の製作
福島の猪狩先生から1件の投稿。
・超かんたんモーター
特に超簡単モーターはお勧め。
リンクを辿っていくと,海外サイトにこの仕組みを応用した超簡単モーターカーの紹介が面白い。動画もある。
肝心の研究の方も,次号の日本産業術教育学会誌に,「技術科教育における知的財産学習のための意識尺度の構成」論文の掲載が決定。知財学習の教育効果測定の一つに活用できると思う。段々知財話の方が多くなってきた。
ケータイ向け情報モラル教材
全国から申し込み殺到中との「春野家ケータイ物語」を視聴。
特に光と影のバランスが絶妙。さすが堀田さん・石原先生の監修教材。
メールトラブルやオークション,肖像権,著作権,ネットいじめなどの影の部分の要点を網羅的に押さえながらも,情報検索の利便性など光の部分もバランス良く押さえている。内容の配列も大変良く練られていると感じた。技術を教える側からしても,光と影の両面をバランス良く理解させることは重要だ。また,考えさせながらも,明るく仕上げるというシナリオ構成にも感心。
中学校的には,学級担任の先生が,これで指導された上で,技術の先生がネットの仕組みなど技術的な部分を深めるという連携がお勧め。
ドラマ+解説のDVD,ピクチャーカード,指導案,ワークシートと至れり尽くせりなので,よく分からない~という先生に渡しても,それなりに生徒達に伝わるだろう。教材開発としても参考になる。
県内の校長先生や先生方からも早速申し込みました連絡をいただく。このような優れた教材が多くの学校で活用されるといい。
